1. シェーンベルク: 室内交響曲 第1番、期待、管弦楽のための変奏曲
ラトル(指揮)、バーミンガム市交響楽団、バーミンガム・コンテンポラリーミュージックグループ
いい意味でとても聴きやすいシェーンベルクに感じた。ブーレーズの鮮明であらゆるものが透き通るような感じや、カラヤンのようなロマン派の香りがする感じもとても好きだが、それらとはまたとは違うのがすばらしい。
2. モーツァルト: 交響曲 第40、41番
カラヤン(指揮)、ウィーン・フィル
交響曲第40番。悲しみは疾走する、涙は追いつけない。よく言ったもんだなぁ。あれ?これは第25番のことだったかな?どちらもg moll だ。
交響曲第41番。40番の続きで聴くとより鮮明に晴れやかに聴こえる。G→Cだからだろう。特に終楽章の折り重なったり、染み込んだりするメロディーの層でいつもふわぁ~ってなるのはお約束。
演奏も悪いわけないよな。
3. モーツァルト:
・幻想曲 ハ短調 K.475
・ピアノソナタ 第14番 ハ短調 K.457
・幻想曲 ニ短調 K.397
・幻想曲 ハ短調 K.396
・ピアノソナタ ハ長調 K.309
カツァリス(ピアノ)
カツァリスのモーツァルトは久しぶりに聴いたけど、前よりも一層素晴らしく聴こえるのは何故だろう?前もいいと思ってはいたけど。選曲がいいよね。幻想曲がたまらん。そして物凄く上手い。うますぎるのが滲み出る。しかもそれがいやらしくない。モーツァルトと仲良く手を繋いでいるかのよう。最高っす。