1. Frank Zappa: The Man From Utopia
80年台前半の妙にデジタル臭い感じのサウンドは正直あまり好きではないが、それでもひねりの利いた素晴らしい変態曲には聞き惚れる。
Steve Vaiがいるころなので、妙ちくりんな難解フレーズをギターに弾かせる遊びが多い。ZappaはVaiを試していたのかも。こいつなんでも弾くなあ、じゃあこんなのどうだ?これもどうだ?と愛のムチ?を奮っていたのかも。苦しんでいるVaiを見て「ほうほう苦労しとるねぇ」なんて思ってたりして。それでもきっちり仕上げてくるVaiはさすが。
2. クラム:マクロコスモス全集
「 ・・・4巻からなる大作のピアノ曲集「マクロコスモス」である。 最初の2巻(1972年、73年)においては、内部奏法の積極的な活用が認められる。「夏の夜の音楽 Music for a Summer Evening 」として名高い第3巻(1974年)は、2台ピアノと打楽器のための作品である。第4巻「天界の力学 Celestial Mechanics 」(1979年)は連弾曲である。 」
from wikipedia
すごく響きが面白い。ピアノの特殊奏法のオンパレードだが違和感はまったくない。むしろ今までにない響きを生み出すのに絶妙に役立っている。静寂との対比感も素晴らしい。
まるで宇宙の暗闇の中で点々と輝く星を見るかのよう。ライヴ演奏の機会は中々ないかもしれないが、もしあるなら絶対観たい。