1. ベートーヴェン: ピアノソナタ 第4,5,6番
ポミエ(ピアノ)
ポミエの演奏はベートーヴェンに限らず、ものすごく細部まで綿密に演奏されていて、今まで聴こえてこなかった音像が浮かび上がる。ものすごく上手くて楽曲の把握も抜群で、かつマニアックで個性豊かな抜群の音楽性が無いとこんな演奏はできないと思う。
一度ライヴで見てみたい人なんだけどライヴやっているのかなあ。せめて映像作品だけでも欲しい。最近指揮者をやっているらしい。ピアノ弾いてよ・・・
2. バルトーク:
■バルトーク:管弦楽のための協奏曲
■バルトーク:舞踏組曲
■バルトーク:ハンガリー農民の歌
ゾルターン・コチシュ(指)ハンガリー国立フィルハーモニー
■バルトーク:舞踏組曲
■バルトーク:ハンガリー農民の歌
ゾルターン・コチシュ(指)ハンガリー国立フィルハーモニー
コチシュはピアニストとしての録音は持っていたし、すごくお気に入りのピアニストの一人だったが、はじめて指揮者としての録音を聴いてみた。思ったよりずっと素晴らしい。バルトークとの民族的共感を抜きにしても音楽と同化しているよう。音の響きも良い。
ブーレーズ盤と同じくらい好きかもしれない。あの世に行くにはやっぱり早すぎるよなあ。そういえばブーレーズが亡くなったのも去年か・・・
3. Jim Hall & Pat Metheny
はじめて聴いたのは、大学のJazz部に入ってすぐギターの先輩がかしてくれたCDの中に入っていて聴いたのが最初。
正直はじめはピンとこなかったなあ。当時のロック上がりの僕にとってはいささか地味に聴こえた。
でも今聴くと味わい深いいい音楽だなあと思うから不思議。
最近知ったが、メセニーは録音を聴き自分の演奏が気に入らなかったらしく、自分のプレーだけ差し替えてCDを出したみたいで、それを知ったジム・ホールは激怒したらしい。そりゃ怒るわな。
たまに聴くといいかもしれん。
4. Dream Theater: A Dramatic Turn Of Events
正直あんまり印象に残らなかった。勿論演奏は上手いし、いい音出してるし、質の高い音楽とは思うけど。またいつか聴いてみようとは思うが期待は薄いなあ、この感じでは・・・