ヴェーベルン | firebird-daiのブログ

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1. ヴェーベルン: 作品番号付き作品全集 Disc 3

・眼の光 Op.26
・ピアノのための変奏曲Op.27
・弦楽四重奏曲 Op.28
・カンタータ第1番 Op.29
・管弦楽のための変奏曲 Op.30
・カンタータ第2番 Op.31
・弦楽四重奏のための5つの楽章Op.5(弦楽合奏版)
・バッハ:音楽の捧げものより6声のリチェルカーレのオーケストレーション

 ヘザー・ハーパー(S)
 チャールズ・ローゼン(P)
 アイザック・スターン(Vn)
 グレゴール・ピアティゴルスキー(Vc)
 ジョン・ウィリアムス(G), 他
 ジュリアード弦楽四重奏団
 ジョン・オールディス合唱団
 ロンドン交響楽団
 ピエール・ブーレーズ(指揮:監修)

 録音時期:1967~1972年
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)

・シューベルト:ドイツ舞曲集(ウェーベルン編)*

 アントン・ヴェーベルン(指揮)
 フランクフルト放送管弦楽団*

 録音時期:1932年
 録音方式:モノラル(アナログ/ライヴ)*


濃密でキラキラ輝く結晶のような音楽と思う。結晶に光が当たって色んな方向に光が反射するような感覚がするなあ。美しい12音技法はこんなふうに感じることがある。弦楽四重奏のための5つの断章は、後期ロマン派の香りがまだぷんぷんして、マーラーの後にこれが続くと、ああなるほどなあと思う。たまに感じるゾッとするような色気みたいなものがたまらん。
バッハの編曲はなんだか物凄くカラフルなバッハ様って感じ。
ヴェーベルン直々の指揮の演奏も貴重。

最高。
最後にこの素晴らしき音楽の指揮と監修に携わったブーレーズにはサンキューの言葉しかない。