8:30の翌年のライヴ盤。映像も持ってます。画質はあんまり良くないけどそんなことはどうでも良くなる。
豪快かつ繊細で、神秘的かつ妖しく輝く様な美しい音楽。ジャズっぽくあり、ロックっぽくもあり、ポップでもあり、クラシカルでもあり、民族音楽的でもあり、かつこれらどれでも無い。結局何なのかよくわからんが凄い音楽って昔も今もそんなもんだと思う。
2. Miles Davis: Sketches Of Spain
いい音楽、いいアルバムなんだけど、Miles の他の作品に比べたら地味な印象はある。スペインと付くとなんか情熱的感じが想像されるが、全然暑苦しくない。人によっては物足りないと感じると思う。でも暑苦しくなくとも情熱はあるわけで、Miles って結構そんな感じ。どんなにエキサイトしてもどこかクール。
ジャズっぽくはない。大半はスペインっぽくも無いと思う。
個人的にこのアルバム最大の聴きどころはアランフェス協奏曲ではなくて、Soleaと思う。これは内なる情熱とスペインっぽさとスリリングなリズムにのってMilesの素晴らしいトランペットが聴ける素晴らしい曲。