日本国憲法の話題になると必ず出てくる「憲法9条」の問題である。

日本国憲法

http://www.houko.com/00/01/S21/000.HTM

 

 

●憲法9条の条文

 

どのようにしたほうが良いのか?

 

最終的には、憲法9条は『全文削除』が望ましいと考える。

・自衛隊を「日本軍」に改編
・「交戦権」の整備
・「専守防衛」からの脱却
・「先制攻撃」の可能性を示唆

 

安全保障の観点から考えた時、これなら全く隙を作ることなくフルスペックで抑止力と牽制に繋げられる。

 

国民の生命や財産を守るという安全保障の観点からすれば、コレが本来最も現実的だろう。

 

ポジティブリスト(これは行使しても良い)ではなく、

ネガティブリスト(これは行使してはいけない)が良い。

 

「先制攻撃するかもしれないぞ!」とアピールする事こそが最高の抑止力に繋がる。

 

抑止力こそ最大の防衛力!!

 


●憲法9条は「お花畑憲法」

 

「憲法9条があるからこそ、日本は平和を維持できている!」
「外交は常に対話でやれるはず!」

 

本気でそう思っている人がいる。

 

天然記念物級の…いやっ、ギネスブック級の平和ボケお花畑脳だ!

 

今の日本に求められているのは、憲法を守る事でも活かす事でもない!

 

現在の時代に即して、憲法を改正する事だ!

 

 

 


●憲法9条の成果w

 

・ロシアに北方領土を取られる
・韓国に竹島を実効支配される
・中国に尖閣を攻められる
・北朝鮮に拉致される
・北朝鮮にミサイルを向けられる

 

これらは全て米国民主党の指令による離反工作だが、他国にかかれば憲法9条など無に等しい事がわかる。

 

こんな憲法は捨てなければならない!

 

 

●憲法9条護憲論

 

これはもはや、戦後教育の洗脳によって作り上げられた「カルト」だ。

 

そんなものは、さっさと打ち砕くべき!

 

また、自称憲法学者などという何者かわからない不要な存在が、カルトに更なる拍車を掛けている。

 

憲法9条の改正なくして、戦後レジームからの脱却はできない!

 

 

●自衛隊違憲論

 

"自称"憲法学者の7~8割が「自衛隊は違憲」と述べており、共産党は自衛隊の存在自体すら認めていない。

 

また、自衛隊を指差して「暴力装置」「人を頃すための予算」と発言する者までいた。

 

 

 

しかし、災害が起こった時は『命がけで働いてもらう!』と言う。

 

あまりにも無責任だ!

 


●専守防衛論

 

日本に根強く存在するのが「専守防衛」という戦略。

 

果たしてこの戦略で日本の平和や安全を維持できるのか?

 

ハッキリ言って大変厳しい!

 

抑止力が機能しないからだ。

 

【衆院予算委】安倍晋三首相 専守防衛「戦略としては大変厳しい現実ある」
https://www.sankei.com/politics/news/180214/plt1802140032-n1.html

 

「専守防衛」は、相手の先制攻撃を甘受しなければならないところから始まる。その上で、本土決戦を意味する。つまり、日本が戦争の火の海になる事も考えられる。

 

そして、更に立ちはだかる憲法9条。

 

結局は「大変遺憾に思う(キリッ!)」で終わってしまうだろう。

 

実にバカげている!

 

「専守防衛」では、国は守れないのである。

「専守防衛」の先進国など日本だけなのだ!

 

 

●憲法9条改正案

 

しかし、いきなり「2項は削除!」「先制攻撃を!」などと言い出すと、それこそ反発が物凄いことになると容易に想像できてしまうw

 

それだけ日本国内には、戦争アレルギー、戦後教育による洗脳、お花畑脳、そして憲法改正を阻止する反日勢力がまだまだ多いということだ。

 

嘆かわしい事だ。

 

「2項削除」がどれだけ正論であっても、憲法改正の最終審判である国民投票を考慮したらやはり避けるべき。

 

正論や綺麗事を言うのは評論家や学者のする事で、政治家は何よりリアリストでなければならなくて、常に現実的なものを求められる。

 

政治家としては、いかにして「実」を取るかが重要だろう。


従って、初回憲法改正の目的の一つは『自衛隊の完全合憲化』と認識している。

 

 

こう言っては不謹慎だが、豪雨や地震が起こった時に、
『災害救助のために被災地で命がけで頑張ってくれている自衛隊の皆さん』
というイメージができて、改めて自衛隊の必要性を国民は感じたのでは…とも考えられる。

 

 

●憲法9条と自衛権

 

憲法9条とは、

(1)「戦争」「威嚇又は武力行使」の永久放棄
(2)「戦力保持」「交戦権」の否認

 

つまり、『自衛権』そのものに関しては明記しておらず、明確に否定するものではないと解釈できる。

 

また、《自衛隊》とは、「自衛のための必要最小限度の実力組織」という解釈。

防衛省・自衛隊:憲法と自衛権

http://www.mod.go.jp/j/approach/agenda/seisaku/kihon02.html

 

『自衛権』は、個別的・集団的を問わず、"国際連合加盟国の権利"であり、国連憲章第51条にもその事が明記されている。

 

そして、2014年7月1日には、議論された上で閣議決定もされている。

 

 

 

 

また、それを前後して、以下の法案も成立した。

2013年12月06日…『特定秘密保護法』

2015年09月19日…『平和安全法制』に関する法案

2017年06月15日…『テロ等準備罪』

 

こうして、日本を取り巻く安全保障の環境は大きく前進したと考えられる。

 

【安保法案Q&A】徴兵制につながる→× わかりやすく疑問に答えます

https://www.sankei.com/politics/news/150917/plt1509170077-n1.html

 

それらを踏まえた上でどうしたら良いか?

 

実力組織と位置付けられている自衛隊の存在を明記した上で、自衛隊の行動範囲として「自衛の措置を妨げない」旨を明記すればよいと考える。

そうすれば9条1項2項にも抵触することはないと思っている。

 

憲法9条改正に関しては、正論は石破案だが、「実」を取るためには安倍総理主導案のほうが現実的だろう。

 

 

 

 

 

憲法9条改正について、私の考えをザックリまとめると、

 

(1)「国民投票」に重点を置いた場合は、『自衛隊の完全合憲化』。

(2)「安全保障」に重点を置いた場合は、『憲法9条全文削除』と『先制攻撃を可能にする』。

 

 

以上です。