日本が「固有の領土」として実効支配している『尖閣諸島』についてザックリと追っていく。
・外務省(2016.10.18)
・外務省(2015.03.xx)・外務省(2013.10.16) ※Youtube動画
・外務省(2014.04.15) ※Youtube動画
・海上保安庁
・内閣官房 領土・主権対策企画調整室
●尖閣諸島は日本の固有の領土
まず、これはハッキリと言わせていただく。
『尖閣諸島』は日本固有の領土である!
これは、歴史的にも国際法上においても、全く揺るぐ事のない明確な事実であり、日本が有効に実効支配している。
従って、尖閣諸島を巡る領土問題など存在しない。
これが、日本政府としての公式見解である。
●尖閣諸島の構成と位置関係図
地図上で見ると、このようになっている。
住所は「沖縄県石垣市登野城」で、番地は2390~2394番地が割り当てられており、本籍地として人気が高い。
1940年以降は全て無人島となっている。
●尖閣諸島を巡る経緯
時系列的に、以下のようになっている。
・1971年6月17日
「琉球諸島及び大東諸島に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定」(沖縄返還協定)に署名。
・1972年5月15日
「琉球諸島及び大東諸島に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定」(沖縄返還協定)の効力発生。
●領有権の主張
尖閣諸島を巡っては、台湾(中華民国)と中国が領有権を主張している。
中国だけと思われがちだが、実は台湾のほうが中国より半年も前に領有権を主張している。
1969年5月に、東シナ海にイラク埋蔵量に匹敵する大量の石油埋蔵量の可能性があると指摘がなされた事で、尖閣諸島に対する注目が集まった。それを知った台湾と中国は、急に目の色を変え、1971年にそれぞれ領有権を主張し始めた。
台湾:1971年06月11日
中国:1971年12月30日
それまで、台湾や中国は、「日本国との平和条約」によるアメリカの施政権下に尖閣諸島が含まれている事実に対して異議を唱えた事はなく、それについての説明もしていない。
だが、それよりも前に、東シナ海周辺の地下資源に目を付けた連中がいる。金融勢力と、そのポチの米国民主党の連中である。北朝鮮、イラン、ウイグルの地下資源を巡る構図と同じである。
日本・中国間で尖閣を巡る領土問題を焚き付けて日中離反工作を煽る事で、そちらに注力させ、その間に地下資源を漁ろうという戦略だ。そこは竹島や北方領土の構図と同じである。
そして台湾もまた、領土問題を焚き付けるなどして国家間対立を煽る諜報エリアの一つとなっており、それこそ金融勢力に大いに利用されていると考えられる。
●中国公船による接続水域入域と領海侵入
・海上保安庁
・首相官邸
2012年10月頃から、中国公船(中国海警局・中国海監・中国漁政)による"接続水域"入域及び"領海"侵入の件数が増え始めた。
●外国漁船の活動状況
中国漁船の"領海"からの退去警告隻数は、2014年の208隻をピークに、近年は100隻前後である。
一方、台湾漁船の"領海"からの退去警告隻数は、2013年4月10日に「日台漁業取り決め」の署名がされて以降、2016年から増加傾向にあり、2018年には318隻と、2014年の中国を110隻も上回ったようだ。
●領海と接続水域の違い
・海上保安庁
(1)領海
・領海基線からその外側12海里(約22km)の線までの海域。
・沿岸国の主権が及ぶ。
・すべての国の船舶は、領海において無害通航権を有する。
・沿岸国の主権は、領海の上空、海底及び海底下にまで及び、沿岸国は漁業や資源採掘の・独占権を有する。
(2)接続水域
・領海基線からその外側24海里(約44km)の線までの海域。(領海を除く)
・沿岸国の主権は及ばず、航行は自由である
・自国領域における「通関」「財政」「出入国管理(密輸入や密入国等)」「衛生(伝染病等)」に関する法令違反の防止及び処罰を行うことが認められている。
排他的経済水域(EEZ)や公海となると、更に範囲は広がっていく。
日本周辺の"領海"と"接続水域"の範囲は、以下の地図を参考に。
●日中高級事務レベル海洋協議
2019年時点で、11回行われている。
・外務省(2019.04.17)
・外務省(2019.05.11)
現時点で、海上保安庁と中国海警局が二国間及びマルチの分野における交流及び協力を一層強化することで一致している事。漁業協力を強化し、漁業の安定的で健全な発展を促進することを確認している。
万が一、不慮の事故が起きた時の事も当然考慮されている。だからこそ、日中間で冷静な議論が必要で、このように定期的に協議が行われているのである。
もしも、中国が本気で尖閣諸島を狙っているのであれば、そもそもこんな協議など行われないというものだ。
と、こんな事を言うと、
「中国が日本の言う事なんか聞くわけねーだろw」
という声が聞こえてきそうなんだが、うん、それはあなたの感想ですからwww
それとも、相手の心が読めるエスパーなんですかね?www
●尖閣諸島は在日米軍の監視下
なお、尖閣諸島周辺は、在日米軍の監視下でもある。日米合同委員会の合意に基づき、日本政府は尖閣諸島の久場島と大正島を在日米軍の射爆撃場としての一部利用を許可している。
・防衛省・自衛隊
『尖閣諸島』は日本固有の領土である!
尖閣諸島を巡る領土問題など存在しない。