日本国憲法の話題になると、憲法9条は避けられないのは間違いないけれど、改正したいのは9条だけではない。
日本国憲法
そもそも、現行の日本国憲法そのものが、70年以上も前に一人のアメリカ人によって作られたペナルティなのだ。
そして、1947年5月3日…皮肉にも『ゴミの日』に施行された。
結論……現行の日本国憲法はゴミ!
※ココでは9条以外について扱う。
●前文
1、国民主権
2、基本的人権の尊重
3、平和主義
そう言われれば聞こえは良いけど、一体誰のための何のための憲法なのか?
前文は「日本国憲法」という割に主語が全く見えてこない。
主語がわからないから、述語にも結び付かない。
「日本国民」が登場したかと思ったら、どこからともなく「われら」や「諸国民」まで登場してきた。
・「平和を愛する諸国民」ってどこの誰?
・誰かわからないのに「公正と信義に信頼」するの?
・「われらの安全と生存を保持しようと決意」したのは誰?
・「専制と隷従、圧迫と偏狭」を除去したがっているのは誰?
もう、ワケがわからないw
これって結局は、「平和を愛する諸国民=アメリカ」に任せます的な他力本願のような気がしてならない。
また、平和主義に関して言えば、9条と関連するとも考えられるけど、前文と9条は二律背反であるようにも思う。
主語と述語を明確にした力強い決意を表す文章に変えるべきである。
●憲法96条
憲法改正の発議には、衆議院・参議院でそれぞれ「三分の二」(66.67%)以上の賛成が必要になる。
という事は、例えば、
「賛成65%:反対35%」
となった場合、《否決》となる。
これは、賛成65%(多数派)よりも、反対35%(少数派)の意見の方が採用される事になり、民主主義の根幹を覆される事になるのではないか。
民主主義とは、最後は「数」である。
従って、この矛盾を解消するためにも、「三分の二」ではなく『過半数』にするべきである。
●憲法99条
天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。
憲法改正に反対している連中の多くは、憲法99条の条文を盾に「憲法を尊重しろ!」「憲法を擁護しろ!」と反論するわけです。
しかし、99条のいう尊重や擁護は、当然96条も含まれる。従って、96条を尊重した上で手順通りに行えば、何ら問題はないのである。