やっと大好きな友達と遊べるようになって、そのために週末は出かけるようになったりさ。
だけど、そこのお母さんとは会いたくなくて自分でインターホンは押せません。
断られるのが怖いんですよね。
今日は、うまいこと出てきてくれてしばらく遊べたのですが、その間、私はお母さんからショックな言葉を聞かされていたのです。
「もう来ないでほしい」
どうしてかというと、その子は平日は学校で精いっぱいで風呂に入らず寝てしまうこともあるんですって。
そうすると、みんなが入り終わってから入るお父さんが困ると。
お風呂に入れたいから、自分が入って呼び出しブザーでその子を呼び続けて、入ってきたら体も頭も丸洗いするそうなんですが、11歳ですよ!
そうされることをどう思ってるんだろう?
それに歯磨きも着替えもきちんとしないし、土日には生活習慣を整えさせたい。それに宿題もさせなきゃいけない。
春休みも生活習慣を崩したくないので、家で囲い込んでしつけたい。
今しかできないことだから後悔したくない。
やるべきことをやれない子になったら困る。
それに、できていないと姑と小姑に嫌味を言われる。
「だから、平日も休日も他の子とは一切遊んでないねん。」
そういえば、遊べなくなった4年生の時も同じことを言ってたなぁ。
りさには家に帰ってから、その会話をそのまま伝えて、もう誘いに行けないことを話しました。
悲しいほどあっさりとりさは納得して、「あの子大丈夫かなぁ・・・」と言っていました。
ずっと厳しくしつけられている様子を見ていて、りさはその子がおかしくならないか心配だとよく言っていました。
私も心配ですが。
それから、「メールであの子になんで遊びに行けなくなったか言ってもいい?」と聞いてきたので、「もちろんいいよ」と答えました。
「学校でしか会えないのかあ。でもりさは人付き合い苦手やし、やっぱり学校は行きたくないし。う~ん。」
と悩んでいました。
つらいなぁ。
だけど乗り越えていくのを私は見ることしかできないのです。