風が吹いてる間違いなく。そうそれは新しい風。

B'z「BLOWIN」よろしくだ。時系列は逆だが「ZERO」からの流れが決まった。


高橋名人よろしくで、登録した転職サイトから

ビビっと来た会社の面接を受け、あれよあれよと

話はトントン進み気づけば社長面接。

間違いない。俺はこの会社に入る。確信して、内定通知をもらった時には興奮の坩堝にいた。


興奮を知った者は突き進む。まるでハタチの頃の勢いヨロシク。そいやそいやそいやそいや!

上司に退職報告とお礼を伝えて、退職届を出して、いろんな方に挨拶して等…昔なら絶対に上がらなかった重い腰が軽々と上がった。リライブシャツを着たのか?というくらいに腰が軽かった。


辞める時はセンチメンタルで〜、色々思い出して〜胸がいっぱいになって〜ちょっとだけ涙ぐんで〜

H2O「想い出がいっぱい」が流れるのかなあなんて思っていたが、

1ミリも余韻がなかった。

その余韻のなさはまるでジョージクルーニー主演

「バーンアフターリーディング」ばりの

えっ?これで終わり?みたいな感じ。

椎名林檎さん「本能」がテーマソングになるほどに

本能に従って突き進んだ時、人は感傷的にならないことを初めて知った…

それはまるで甘酸っぱい恋の終わり…別れが決まった後の凛とした女性と同じような後ろを振り返らない潔さだ。

昔の恋を振り返りつづけていた、かつてのダサ男

ティーンのワタシとはまるで正反対♪

退職…その響きは最早潔さの頂だ。殿を守るために腹を掻っ捌く覚悟を持った侍と同格に俺はなったのだとしみじみ感じた…が、

侍になったと勘違いをした後、約2ヶ月の公休・有給休暇を過ごしていく中で、出てきた感情。

それは

「ダルい…もう働きたくない」

働かない期間が長くなればなるほど、人間はどこまでも甘えることが出来る。間違いなく侍とは程遠く

落武者にもなれないただの45才の落第者が出来上がりつつあった…

UAさんならこれを「甘い運命」と言ってくれただろうか?

自分にどんどん甘くなる。その甘さはパンケーキの上に乗ったホイップクリームの74倍甘かった…