最初にも説明したが、私の趣味はマラソン💨

毎月200キロ〜300キロ走行、これまでのフルマラソン完走数は40回程、ベスト記録は2時51分、今でも少し練習すればフルマラソンを3時間切れる自信がある。


普段練習する時は春夏秋冬関係なく1日10キロ〜15キロは練習していた。暑さ等でしんどい日もあったが、もちろん信号以外は止まらずに、公園などではインタバールトレーニングも行っていた。

4月上旬には20代後輩と20mシャトルランもやっていた。

前にも言ったが、いつまでも若い気分でいる負けず嫌いの少し“痛い”私は『負けるもんか』と後輩より遥かに上を行く130回程は記録。

その度に『みんなよく頑張ったね!次は更に上を目指そう!!』と言いながらも良い気分になる“てんぐ先輩”。後輩からしたら少し面倒くさい先輩なのだ。


自分で言うのも照れてしまうが“そこそこ走れるランナー”かもしれない。



そんな自称“エリートランナー”がランニング中、異変に気づいたのは6月上旬のことだった。



6月3日、この日も朝から10キロ目標に走り出す💨天気は晴天、気温も28℃。

川沿いを颯爽と走り始める私。『蜂窩織炎』明けのランニングでもあり、気持ちよく風を感じる💫

『気持ちいいー😊』

自分に酔いながらも信号のない道を走り続ける。

そこから4キロ過ぎた付近で徐々に異変を感じる。

『なんか心拍数速くないかな?』

そう思い、身に付けたスマートウォッチで脈拍数を確認すると150/分程の頻脈。

『気持ちよくなってペース速くなってたのかな?』

改めて時計でペースを確認。いや、決して速いわけではなく、いつものジョギングのペースだ。

またまたまたポジティブな私はこう思う。

『今日は湿度も高いからしょうがないか』

体の疲れを天候のせいにして、この日は8キロでランニング終了。

『明日は休んで、明後日また走ってみようかな。湿度にも慣れ始めるし、多分楽になるよなー。』

そうとしか思わなかった。



6月5日。

今日こそは10キロ走ろうと再チャレンジ💨

一昨日と同じコースを走り始める。

走り始め、やはり気持ちよく風を切る。

『やっぱり湿気に慣れてなかっただけだったか』

と思っていた矢先、2キロ付近で先日よりも強い息苦しさと動悸を感じ始める。

『やっぱり辛いな…。』

湿気と気温のせいにしていたが、思い返すとこれまで天候によって、ここまでランニングが辛くなった事などなかった。


結局4キロ付近から息苦しさに耐えきれず歩き始める。そこからはランニングとウォーキングを繰り返し、なんとか7キロ走行。


その後シャワーを浴びて休憩。すると見る見る息苦しさや動悸は何もなかったかのように消え去る。安静にしている分には体調不良は一切ない。

『これが40歳に近づくにつれて、衰えてくる体力なのか…。』

何か自分の体に違和感を覚えながらも、異変を年齢のせいにして様子を見る私であった…。


続く…