読み終わってから気がついたのですが、読む順番を間違えました( ´艸`)
シリーズとは知らずふらふら手に取り読みだしてしまったら・・・・
同作者の【湿地】という作品が1作目でこちらは2作目でした、気がつけよ私(笑)
著:アーナルデュル・インドリダソン
翻訳:柳沢 由実子
(画像紛失+今手元に本がない為アマゾンさんから画像もらってきました)
【あらすじ![]()
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男の子が拾った人間の骨は、どう見ても最近埋められたものではなかった。現場近くにはかつてサマーハウスがあり、付近には英米の軍のバラックもあったらしい。サマーハウス関係者のものか。それとも軍の関係か。付近の住人の証言に現れる緑のコートの女。封印されていた哀しい事件が長いときを経て捜査官エーレンデュルの手で明らかに。CWAゴールドダガー賞・ガラスの鍵賞を受賞。世界中が戦慄し涙した。究極の北欧ミステリ登場。
最近北欧小説の人物の名前が覚えにくい問題が解決されつつあります。
慣れてきた!!!!!
あ、この名前北欧小説ではよくある!!とか地名に聞き覚えがある!!とか
小さなことですが正直楽しいです。
この作品は、事件を捜査する捜査官エーレンデュルのパートと見つかった人骨に関係があると思わしき過去のパートで進んでいくのですが、過去パートがとにかく壮絶(´д`lll)
簡単にいってしまうとDVにさらされている家族の話が年数を追うように描かれています。
とにかく暴力と言葉の暴力が陰湿で、しかし妙にリアルでえぐられるような気持になります。
人骨や緑衣の女に関係する過去パートであることは読みながらわかるのですが、この先誰がどうなるのかという点は最後までうまくぼかして描いてあります。
最初から明確に捜査目的がある現代パート
事件との関係をにおわせながら追い付いてくる過去パート
最初からこの二つが読者にむけてはっきりと描かれていて
現代パートで捜査がすすみ謎をはらんだ過去と交差する描き方は北欧ミステリではポピュラーな手法なのでしょうか?
いよいよ交差するポイントに近づいていると思うと読んでいて手が止まらなくなります。その瞬間の脳の中で糸が繋がるような感覚が好きで北欧ミステリにハマッているのかもしれません(*´Д`)=з
以前、海外作品には離婚や別居はつきものでドラッグはよく出てくる、破綻ぎみな親子関係はよくあると書いたことがありますが、この作品はまさにこれ( ´(ェ)`)
主人公エーレンデュルは離婚していては妻の方にひきとられた娘はすでにアンダーグラウンドの住人に近くその話もまたリアルな現代の親子の形を描いていました。
この父と娘の関係は1作目の【湿地】を読まないと経過が少し抜けている形になります。
1作目で何があって今に至るのかは本作の説明や二人のやりとりでわかるように描かれていますが、詳しいやりとりや親子間の複雑な心情はやはり1作目を読むともっと描かれているようです(図書館でパラリと確認してきました)
人気のシリーズで今後も続編が期待できそうなので、やはり良い子は【湿地】→【緑衣の女】の順で読むことをおすすめします(笑)
過去パートの終焉とともに真実がわかるのですが、そのあかし方と迎えた結末の描かれ方にせつなさとほんの少しのぬくもりがあって、ずっと追ってきた重苦しく出口の見えない物語に何か救いを得たような読了感。
読む順番をやらかしましたが、単品としても十分楽しめた作品だったので助かりました( ´艸`)
文庫なら裏表紙にあらすじが書かれているものがほとんどで、シリーズ第二弾とか書かれていると思うのですが、今回はハードカバーで読みました。
ハードカバーだと表紙をめくってすぐの折り込み部分に作者紹介かあらすじが書いてあるものが多いですが、これもあったような気がしますが・・・・・そこを確認したかどうか記憶が曖昧で気がついたら読んでいたのでした![]()
次回からは気をつけよう私ヽ(;´ω`)ノ
明日も元気だして生きましょう☆エーザイ