どうもsuiです.勝手に連載始めました.更新は私のやる気次第です.

先週のAT(アスレティックトレーナー)試験後から体調が良くないです.


記念すべき第1回目のテーマは、最近選手や保護者からの質問が多い


サプリメントとプロテインについて


そもそもサプリメントやプロテインって?何でしょうか!?

選手に聞くと、「をつけるために飲むもの」「痩せるために飲むもの」など漠然とした回答が返ってきます。



サプリメント【supplement】

日本におけるサプリメントの明確な定義は存在しません.

日常の食生活で不足しがちなビタミンやミネラルなどの栄養素を補うための食品と考えると良いかと思います.

見た目がタブレットやカプセル、粉末状のものがある為ついつい医薬品などと混同してしまいがちです.


プロテイン【protein】

プロテインとはタンパク質のこと.スポーツ現場では単にタンパク質ということよりプロテインサプリメントを指す事が多いと思います.冒頭の選手への質問の際も「力をつけるために飲むもの」と、やや特別な効果を想像していることが伺えます.



カラダを作るもととなるのがタンパク質であり、糖質(炭水化物)・脂質と合わせて三大栄養素と呼びます.

また,カラダのコンディショニングには必要不可欠なビタミン・ミネラルなども重要な栄養素です.


通常,十分な食事(種類や量・内容の充実)をしていればサプリメントやプロテインが必要となることはありません.

ただし,高校生以上のアスリートでは必ずしも満足な食事をタイミングよく摂取出来るとは限りません.

そこで通常はすぐにサプリメントやプロテインという事になるのでしょうが,その前に一つ考えておかなければならないことがあります.

それは,自分には「何が足りなくて」,サプリメントやプロテインを摂ることで「どのようになりたいか」という事です.


私は必ず選手にその二点を聞くようにしています.それが即答出来ない選手,漠然としか答えられない選手はそれらを摂るべきではないと思います.

仮にすでに何らかのサプリメントを自分で購入し飲んでいる選手が居たとしても同じ質問をし,答えられない選手からはそれらのサプリメントを取り上げるくらいのことが必要と思っています.

なぜならサプリメントやプロテインの中には「ドーピング禁止物質」が混入されているケースが多いからです.


もちろん日本製のSAVAS(明治製菓)やウィダー(森永製菓)などJADA(日本アンチドーピング機構)が認定している商品であれば安心して摂る事が出来るのですが,それでも目的なくただ「力がつきそうだから」や「トレーナーや監督に勧められたから」などの理由で摂取すべきではありません.(JADA認定マークがついていなくてもドーピング違反に抵触しない商品は多数あります.kentai製プロテイン・サプリメントもその一つです)


上記の事を十分に理解した選手は目的に応じて必要な量のサプリメントやタンパク質を摂るように指導します.


IOC(国際オリンピック委員会)のスポーツ栄養コンセンサスによると「エネルギー摂取が十分である場合」持久力系競技で体重1kgあたり1.2~1.4g,筋力・瞬発力系競技で1.7~1.8gのタンパク質摂取が推奨されています.

高校生以上のアスリートであればこの数値を参考にして摂取されれば良いです.(※例外もあり)


アスリートがサプリメントを使用する場合目的は2つあると思います.

①栄養補助食品として

②栄養エルゴジェニックとして


またまた,難しい言葉がでてきました.エルゴジェニック??

エルゴジェニックとは,「パフォーマンス向上を目的とした特定のサプリメント」と解釈すると分かりやすいと思います.BCAAやカルニチン,コンドロイチン,コラーゲンなど聞き慣れたものが多いと思います.

テレビCMなどでもお馴染みのこれらの物質は無条件で「カラダに良いもの」と思っていませんか?

一つだけ言えることは,これら市販されているものには,(ヒトを対象とした)科学的検証データや根拠がないものが多いということです.これらは完全に効果がないとは言えず,今後徐々に解明されてくることを期待したいです.


繰り返しになると思いますが,もっとも重要なのは選手がきちんとした目的を持ってサプリメントやプロテインなどを必要としている場合,これらはその効果を十分に発揮できると思います.

今後も選手や保護者に対するサプリメントやプロテインの正しい知識普及を図っていきたいです.


皆さんの御意見,御感想をお待ちしております.