みなさん,こんにちは~☆。菅原孝子です。
なごう鳴いたるねこ~あてにおかしげなる人~姫君とのひととき,のお話はいかがでしたでしょうか…。
わたしは,平安時代の終わり頃,菅原孝標女として生を受けました女性作家・歌人です。
当時の慣習からわたしの本名は伝えられておりませんので,ここでは仮の名でお願いします。
寛弘五年(1008年),国司階級の貴族の家庭に生まれまして,「幼心地の有頂天」とでも言いましょうか(笑),その頃より物語や小説に対する憧れをわたしは強く持っていまして,姉や継母,生母,叔母などに助けられまして,源氏物語などたくさんの巻物草子を読み耽りました。
皆がそうしたように和歌をたしなんで,さらに物語や小説をも書くようになりました。
また,その最中には,大切な人との心の重ね合わせを折に触れて取り結び,またそうした方々との生別や死別を幾度となく経験して,人生の悲哀も味わいました。
…今思い出しても,やはり悲しいものですね。
そんなわたしのコミックとしての姿を一部ご紹介しますね。
どうぞご覧下さいませ…。川*'-')フフ♪
「くもんのまんが古典文学館 更級日記」より