おもてなしの心構え | YUKA MATSUOKA BLOG

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マナースクールL&W 主催
福岡・東京にてマナー研修を行なっています。 お仕事、日々の暮らしの事、気ままに綴った日々のダイアリー。

先日、某デパートの催事場へ行った時の事。

その日は物産展が開かれていて、その時は毎回多くのお客様が来ることで有名です。

当日も例にもれず混んでいました。 片隅のイートインコーナーで座って休憩していた時、

ふと目についた人たち。

多分、そのデパートの男性社員、しかも上層部の方だったと思われます。

賑やかで活気あふれるフロアとは全くそぐわない、黒や紺のスーツで重々しい雰囲気。

きっと何か不備はないか、お客様の様子はどうか、

それを見て回っていたのだろうとは思います。

しかし、

全く笑顔がない。 無表情、愛想の一つもなし。

胸には社員の名札とバッジがきちんとつけられてます。

そのようなお堅い男性職員の方、一人でも目立つのに、3,4人が話しながら歩き回ってます。

そのうちの一人の方、きっと担当範囲だったのでしょう。

私のいるイートインコーナーを数分置きに訪れては奥に置いてある大きなゴミ箱の中をチェックしてます。
保安点検のためでもあるんだろうなと思います。

しかし、通りにいるお客様に全く目もくれず淡々と歩いている様子。

私は気になってついつい見てしまっていたのですが、一瞬目があっても、すぐそらされる、

「 お楽しみいただいていますでしょうか? 」と笑顔で会話を振るどころか、会釈ひとつなく淡々をウロウロ。

更なる上司らしき人が表れた時は皆さん、きちっと礼して挨拶されてましたが・・

これはいかがでしょうか? 

お客様のいるフロアでは、トップだろうがアルバイトだろうが、お客様をもてなす脇役である事に徹するのがプロです。

お客様の近くを歩くのならば、微笑を浮かべ、目線があったら会釈をするくらいの気持ちを持つのは

接客に携わる者として基本ではないでしょうか。

その方達が、何か無礼をしたというのではありません。 

それ以前に おもてなしの基本の心構え を持ってないように感じました。

私はあなた様をおもてなしする立場ですよ~、どうぞ、ようこそお越し下さいました!

という気持ちがあれば、そのよう態度で歩き回るはずはないのです。

働いてた時、制服を着れば周りのお客様から見られている事を常に意識しなさいと、良く言われてました。

休憩中でも空港で歩いていたら、他社のお客様にも質問される事も多々あります。

その時の私の印象で、会社へのイメージが良くも悪くもなるのだと思っていましたし、何より、接客する者として、できる限りの事はして差し上げたい という意識は若い自分なりに持っていたと思います。

おもてなしの基本は、お客様を最優先に考えることから始まる

トップの方にこそ、率先して持って頂きたい心構えです。