*車無しで巡る坂東三十三観音*
第23番 佐白山 正福寺(佐白観音)
雨引観音さんの次は佐白観音さんをお参りしてきました
雨引観音さんの記事はこちらです
笠間歴史交流館
こちらのサイクルステーションで自転車を返却して佐白観音さんまで歩きます
佐白山正福寺(佐白観音)
サイクルステーションから歩くこと3分
佐白観音さんに到着
佐白観音さんは千手観音様の霊木に導いた白馬、白鹿、白キジという3種の白い霊獣にちなんで『三白山三白寺三白院』としたのが始まりだそうです
社務所
内陣でのご本尊拝観は予約していませんでしたが、ダメ元で尋ねてみると快諾して頂けました
女性のご住職さんの案内で境内への階段を上ります
手水舎
カルガモ親子のお引越しみたいなアヒルちゃんの姿が可愛いすぎる〜
観音堂
内陣拝観
写真は内陣拝観記念に頂いたポストカードを並べたものです
ご本尊の千手観音様は、お姿を現した瞬間にブワーっと光や炎を放つような高波動
思わず『うわぁ〜』と声が漏れてしまいました
光背は観音様なのに二重円に火焔がメラメラ
脇侍には不動明王と毘沙門天という最強タッグです
こんな最強の仏様を拝観させて頂いたうえに、ありがたいことに身体完全・家内安全・所願成就のご祈祷までして頂けました
法話も聞いてみたくなる
素敵なご住職さんのお話し
そのあとは、まるで噺家さんのようにテンポよくメリハリのある口調でとユーモアも取り混ぜながら、この観音像の特徴や辿られた歴史や逸話など、たくさんのお話しを聞かせて下さり、とても楽しかったです
鳴動釜
拝観を終えて社務所に戻ると、更にありがたいことに鳴動釜の儀式にも立ち会わせて頂けました。
鳴動釜は名前の通り、この釜の鳴り響く音で吉凶の判断する神事で、古神道に始まり修験道との融合によって各地で独自に発展をしました。
一言で言うと、氣の流れが良いと釜の音が鳴り響き、悪いとピタリと音が鳴り止むのだそうです。
家祓いでは行者さんが家に出向き、この釜を持ちながら各部屋を回り、その音で家の氣の流れの悪い場所を判断し、それぞれ整えていくそうです。
また家祓い以外に除災招福、心願成就などの祈願祈祷を成就させる効験があるとされてます。
※この時の写真は撮っていないので、画像は正福寺さんとは関係ありません
更にご住職さんが祈祷を続けながら釜に米を投げ入れていきます
わたしも教えて頂いた通り、お米をガバっと掴んでは沸き立つ釜に入れるを3回繰り返して身体健全・家内安全を祈願させて頂きました
御朱印と御詠歌
正福寺さんでは観音様からの歓迎と、ご褒美を全力で授けて頂けて、
感無量、嬉しさでいっぱいでした
ご住職さんのお話もまた聞きに行きたいので、是非とも再訪したいと思います
せっかく笠間に来たので、笠間稲荷神社を参拝して帰りまーす
笠間稲荷神社
今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました
感謝
アクセス
JR笠間駅から徒歩25分
またはシェアサイクル15分