*車無しで巡る坂東三十三観音*
第2番 岩殿寺
源頼朝が石橋山の戦いに敗れ、房総へ逃れた時に船頭となって導いたのが、こちらの観音様。
以来、頼朝が生涯の守り本尊とした曹洞宗のお寺さんです。
山門
逗子の住宅地の中の細い道を登った突き当たりに山門がありました。
120段の石段
右手に本堂と休憩所を見ながら、奥の院を目指して先の見えない石段を登ります。ヒィー
旧観音堂
山の中に静かに佇む趣のあるお堂です。
時代劇のロケでも使われていそうな雰囲気ですね
行基が刻んだ十一面観世音像が安置されている奥の院にもお参りしたいなと思い、お堂の裏手に回るとそれらしき岩窟がありました。
でも、薄暗くて…ちょっと怖い感じだったので近寄れませんでした
他にも泉鏡花が寄進した『鏡花の池』や熊野権現社などもありましたが、同じ理由でスルーさせて頂きました。
ビビリなもんで、本当にゴメンナサイ
山の中は陽が陰るのが早いもんね、もう少し早い時間だったら良かったかも…
そう思いながら本堂へ降りてくると、ガラリと温かで優しい空気に変わったのでホッとしました
ご朱印
対応して下さったご住職も優しく朗らかな方で、心癒されて帰ることが出来ました
アクセス
JR鎌倉から電車でJR逗子駅に移動し、そこから徒歩20分のルートをお勧めします
わたしは第3番 安養院からほぼ一本道で行ける徒歩50分のコースを選んでしまいましたが、途中で名越隧道という怖いトンネルを歩くことになってしまいました
長い時間歩くのは慣れてますが、ビビリなのでトンネルを見た時は本当に後悔しました。
仕方なくお不動様の真言を唱えながら歩きましたが、怖くて心臓バクバクでした
坂東三十三観音巡り初日は、杉本寺→安養院→岩殿寺を歩いて16,693歩 10.2kmでした