母との思い出～あの頃のお母さんに教えてあげたいな～

旅するように⛵

世界の「おいしい！」を手作り🎶

＜⛵ゆるグルテンフリーでつくる
世界のお菓子・パン・料理教室ルミマク⛵＞

「お菓子教室をしようと思ったのは、どうしてだったかな？」
といろいろ記憶をたどっていくと、

小学校３年生くらいのころの出来事を思い出しました。

はじめてのスポンジケーキづくり♪

母と兄と３人でスポンジケーキを作ったのです。
そして、大・大・大失敗してしまいました💦

🌸🌸🌸

お菓子の本には

『薄力粉を加えたら、切るように混ぜる』

と書いてあったので

母と３人、

「これでいいのかな～？」

と言いながら、何度か切ってみて、

『混ぜすぎると粘りが出すぎるので、混ぜすぎないように！』

と書いてあると気がついて、慌てて

「もう混ぜるのやめよっか！」

となんとなくで混ぜ終わって、　

型に流して焼きました。

そうして、できあがったスポンジケーキは・・・

厚みがなくて、なんだかデコボコ。

ケーキをカットしてみると、ところどころから
薄力粉のかたまりが落ちてきました！

ガーン💦

🌸🌸🌸

いまは思い出すと笑っちゃいますが、
当時は母にも私たち兄妹にもそんな余裕はなくって、

私もお兄ちゃんも

「えーっ、おいしくなーい！」て言ってしまって、

「失敗やね！もう、捨てるね！」

と言う母を見て、

「あー、お母さんがせっかく一生懸命、準備して、作ってくれたのになぁ～」

「お母さん、かわいそうだなー」

という気持ちになりました。

その後、母はお菓子作りの自信をすっかりなくしてしまって、
お菓子作りは私の担当になりました。

うまくいかないのは、知らないだけ

その頃、母は父の仕事を手伝ったり、

家事全般もがんばっていたので、

とーっても忙しかったと思います。

忙しい中、いっしょにお菓子を作ろうと思ってくれて、

忙しい中、毎日のごはんを作ってくれて、

忙しい中、お弁当を作ってくれました。

でも、とにかく忙しかったから、

お菓子作りはうまくいかなかったし、

ごはんもお弁当も

ちょっと、うまくいかなかったこともありました。

🌸🌸🌸

でもいまだったら、
私があの頃のお母さんに教えてあげたい。

「スポンジケーキはこうやって混ぜると、ふんわり膨らむよ」
「お肉はこうやって焼くと硬くならないよ」
「きのこはしっかり焼くと、すごくおいしいよ」

と。

🌸🌸🌸

お料理やお菓子作りが
「なかなかうまくできない」という人は
うまくいく方法を知らないだけです。

だから自信をなくさないで欲しいのです！

「料理がヘタ」とか
「料理の才能がない」と聞くと、

「そんなこと、ないよ。
知らないだけだよ。」
と言ってあげたくなります。

もちろん、私も失敗することはたくさんあります！

いつも通りにごはんを作ったつもりがなんだかうまくいかないこともあるし、
何度も試作してもおいしくできないこともある。

でも、いろんな技法を知っているので、
失敗の原因がある程度、わかります。

だから、次はおいしくできるんです！

おいしくできると、とっても楽しい🎶

ご褒美をもらったみたいで、とっても嬉しい♬

🌸🌸🌸

あの頃の母のように

知らないから、失敗しちゃう、

そして、自信を失ってしまう

そういう人を減らしたい！

あの時の母に伝えてあげたかった

「おいしく作るコツ」

をみなさんに伝えたくて、教室をしています。