【映画感想】パイソン

忘れてませんよ忘れてませんよ～

ところでみなさんヘビ映画と言われれば

何の作品を思い浮かばれます

王道の「アナコンダ」

サミュエル・L・ジャクソンの「スネークフライト」

だが今の流行りはこいつだ

【パイソン】

【スタッフ】

監督：リチャード・クラボー

製作：ケン・オランド/ジェフ・ビーチ

脚本：クリス・ニール

【キャスト】

キャスパー・ヴァン・ディーン

ロバート・イングランド

(かく言う私も大好きな､B級マニア勢にはたまらない会社の一つであるUFO社)

最初は米軍が輸送機に何かを積んで

極秘に輸送しているとこから始まります…(わかってても何かなんです）

よせばいいのに中身を確認するため

積んでる箱の中を開けちゃうからさあ大変

でっかい何かが輸送機をぶち破り

そのまま真っ逆さまに山中へ墜落。。。

ちょうどその頃キャンプしながら

乳繰り合ってる女二人がいまして...

その内おしっこに行った女は喰われ

待ってたヘビ大好きビッチも喰われましたとさ。。。

(でもってノリノリのＢＧＭとエフェクトでタイトルドーン)

死んでしまった父親が残した､今にも潰されそうな

工場で兄と健気に働く今作の主人公ジョン。

今日は友達と湖で遊ぶ予定､

迎えにきた友達の車に乗り込みます。

一方､世の中ＳＥＸと金が口癖の男友達のトミーは

やり手不動産屋のケニーに憧れていまして

彼女のテレサにプロポーズするなら彼のように

もっと稼いでからにしようと意気込んでいる模様。。。(見た目チャラいけどしっかり者)

到着すると､湖にいる彼女のクリスティと良い感じになるジョン君

(元カレとまだ訳あり。。。)

そこで偶然冒頭のヘビ大好きビッチが飼っていた

ヘビちゃんを見つけます。

同じくしてジョンと友人でありヒロインの

元カレの警官､グレッグがやってきます。(超気まずい)

何でもビッチが行方不明なので捜査に来たのだと。。。

(ベストキッドではライバル役だったウィリアム・ザブカ演じるグレッグ）

(そして見つかる無残な死体となったビッチちゃん)

死体はありえない焼け方をしており､強い酸による仕業らしく。。。

犯人の疑いをかけられたジョンは色々聞かれますが

もちろん自分ではないと反発します。。。

所変わって例の何かについて米軍関係者から

呼び出された爬虫類学者のルドルフ博士はパーカー捜査官に

あれこれ問い詰められ。。。

（あのジョニー・リコ役､キャスパー・ヴァン・ディーンが捜査官を演じてます)

(…と答えちゃった博士役の､エルム街の悪夢でおなじみロバート・イングランド)

一方､こちらはケニー

家をセールス中に車庫からの物音に気づいて向かうのですが。。。

(上手くいきそうなのに物音が車庫からしたので…）

(殺す気満々です）

(行ってみると車がﾒﾁｬｸﾁｬ)

(さらに後ろ！後ろーっ）

（こんにちは）

（うめえ）

（駆けつけたBBAも首ちょんぱ）

（酸をばらまかれケニーはお陀仏…）

その後ジョンがトミーの忘れ物を取りに

殺されたケニーがセールスしていたモデルハウスへ来てしまい

またもや犯人だとさらに疑われてしまいます。。。

（そのため兄からも見放され工場を追い出されてしまいます）

そのやり場のない怒りから､グレッグと喧嘩をおっぱじめて。。。

うおおおおおおおっ！！！！

うわああああ！！！

仲良くなりました（友情ってすばらしい

グレッグはまた死体を見つけて

騒ぎになったジョンへの疑いの無実を証明できると言い

クリスティにも安心させてから

そしてこれ以上疑いをかけられないよう

街から出るように二人に言い聞かせます。

時を同じくして､パーカー捜査官とルドルフ博士率いるヘビ駆除小隊は

緊急汚水処理場を基地としてレーダーを使って

パイソンのいる位置を特定した模様。

目標は静止したままなのでここぞとばかりに

爆弾と銃弾を雨あられに叩きこみますが

特定出来たと思った目標が

まさかの脱皮した抜け殻だったのでした。

おかげでパイソンに隙を突かれた小隊は全滅､

パーカー捜査官も殺されてしまいますが

何故か博士には見向きもせず。。。

（ドーン）

（やったか…？）

（皮じゃねえかっ!!）

（動くなよ…？動くなよ…？）

（はいダメー　動いたから殺す）

（ペットのヘビちゃんを持ってたので殺されなかった…､感謝する博士）

その夜､トミーとテレサ宅。

出歯亀ならぬ出歯蛇で彼女のシャワー中にパイソンが現れ

なんと応戦したテレサは逃げられ､

代わりにと言わんばかりにトミーが餌食に。。。

（蛇は恥じらいなど持たぬ！）

（隙を見て脱出！これにはパイソンも口をあんぐり）

（あーっいいキャラだったのに…）

何とか脱出出来たテレサは車に乗り込み逃げますが

パイソンに後輪ごと持ってかれてしまいます…

命からがら岩の隙間に逃げ込んで事なきを得ますが

今度は車で街から出る途中だった所をたまたま居合わせてしまった

ジョンとクリスティにターゲット変更。。。

（バスタオルと裸足で逃げるこの強さ）

（個人的にお気に入りのシーン）

そして二人は緊急下水処理場へ逃げ込みます。

そこで完全にイっちゃったルドルフ博士と逃げてきたテレサと遭遇

用意されていた爆弾を使いパイソンを中に追い込んで

処理場もろとも爆破する計画を立てます。

（来やがれｸｿｯﾀﾚ…）

（とうっ！！）

（ピタッ…ってこれミッション：インポッシブルかよ！！！）

誘導に成功し､かけつけたグレッグのパトカーで

反対の登りの出口からワイヤーを引っ張ってもらい脱出したジョン

起爆装置のスイッチを押しますが反応せず…

代わりにルドルフ博士が愛蛇をクリスティに「大事にしてくれ」と差し出すと

自ら出向き手動で爆破することに。。。

（あ？何しよるん自分？）

（どかーん！！やったぜ博士！！）

ところがもちろんパイソンは生きており

再びジョン達を追いかけます。

工場に逃げ込んだ一行はパイソンとの最終決戦に挑みます

（シャッターぶち破り侵入罪）

（おとりを買って出たジョンは木の板で叩いて挑発！）

（隙を突いてグレッグが銃でパイソンの目を潰すファインプレーも）

（怒り狂ったパイソンはまたジョンをターゲットに…）

食べないでください～（まさかの手で防ぐ主人公補正ビンビンのシーン）

（もみ合っている間にウインチを操作してパイソンを酸のプールへ押さえ込むことに成功！）

異変に気づくパイソン

溶けて中身がドバーっ

断末魔を上げながらパイソンは沈黙。。。

見事パイソンを倒しました

それから６ヶ月後―

工場はカフェとなって大繁盛！

テレサはそこで気ままにウェイトレス。

グレッグは今回の事件で手腕を買われ､FBIの特別捜査官に就任決定。

さらにクリスティが妊娠したと聞きジョンは大喜び！

二人は熱いキスを交わしEND。。。。。。。。

いかがだったでしょうか

少し都合が良すぎたり行き当たりばったりな展開はあるものの

シンプルな話でなお且つ蛇への対抗策も思ったよりも建設的で…

ロバートイングランドの蛇博士も濃い目の良いキャラだったりと

なかなかの出来ではないでしょうか!!

私はとっても楽しめました

ちなみにこの後ストーリーの繋がりはないのですが､

『アイスランド』

『パイソン２』

『ボアVSパイソン』

と続編が出ています。。。

まあこの辺の話はまた後に語るとしましょう！

ではでは…

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