悔しくて眠れなかった。
山中の気持ちを思うとやりきれない。どれほど無念だっただろう。ラストファイトと決めて望んだのに、本来なら試合自体が成立しないようなウェイト差で闘わなきゃならなかったのだから。
僕はボクシングが好きだ。極限まで肉体を研ぎ澄ませた男達が拳のみで雌雄を決するこのスポーツが好きだ。それは純粋に競技としての「好き」だから日本人が絡まなくたって海外のスター選手の試合は逐一チェックしている。
だから試合を見るときも"応援"ではなく"観戦"だ。
でも今回は心底、山中を応援した。こんな不条理を許してはいけない。大袈裟かもしれないが「勝ってボクシングの尊厳を守って欲しい」とまで思っていた。
だが現実は非情だ。前回は連打を浴びてもタオル投入されるまでダウンを拒否した山中があまりに容易く倒された時点で勝敗は見えていた。無理もない。2階級上のパンチだ。或いはすでにリングに上がる前から山中の心は折れてしまっていたのかもしれない。
もう、こんなのはボクシングではない。
ネリは確信犯。計量当日の朝に3㎏もオーバーしていたのだから最初からリミットを作る気がないのは明白。前回のドーピング違反といい、イーブンで闘う気などさらさら無いのだろう。「無敗記録を守れて良かった。タイトルはいつでも取り返せる」悪びれもせずこんなコメントを残している。
お前なんか2度とリングに上がるなっ❗
神の左。忘れません❗