こんにちは
感動経営コンサルタントの中村早岐子です。
 
今日のほめコミカードはこの言葉です。
親へのありがとうをエピソードで思い出す。
 
 
 

自分にとっての親はいつまでも元気でいる。
そんな風に思っていたころもありました。
 
少しずつ体の辛さを聞くようになって
自分の親も例外なく年を取っていっているんだと
すごく当たり前のことなのに・・・。
 
もう一度自分で歩けるようになってもらいたい。
ゆっくり一緒に歩いて、満開の桜を見に行けたら。
弱っていく足のトレーニングを・・。
そんな時に自分の親をどこに預けますか?
 
「介護」ではなく「敬護」。
人生の先輩としての敬う。
コンパスウォークは、まさに、敬護の心でのデイサービス。
そのコンパスウォークを全国に展開している会社が、
リハプライムさんです。
 
実際にコンパスウォークを見てみたい。
小池修社長のお話を直に聞いてみたい。
動画などでは何度も拝見していますが、直にお話を伺いたい。
 
その夢が叶いました。左側が小池社長です。
 
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お昼をこちら喫茶と美容室「茶の間」でお弁当をいただくことに。
「茶の間」は、歩くのがつらい方も利用しやすい美容室。
席を移動することなく、カットやカラーをしてもらえます。
そして、喫茶も併設。
ゆっくり過ごすこともできるところが「茶の間」。
 
入ってみてびっくりしました。
奥のテーブルの上が予約席になっており・・
 
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私のためにウェルカムのプレートを作ってくださってます。
そして拙著も隣りに・・・。
 
お話を伺い、一冊の本をプレゼントしていただきました。
 
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「母ちゃんを通わせたい施設がない!」
この帯の言葉は、私にとっても他人ごとではなかったんです。
 
帰りの飛行機の中で一気に読み終えました。
 
このページが、心を打ちました。
親っていくつになっても親で、
子はいくつになっても親から見たら子なんですね。
「見ててみろって」
 
 
 
小池社長のお母さんは手が震えて危ないので
包丁は持たせなかったそうです。
 
ある日、小池社長は、柿が食べたくなって3個買ってきました。
面倒くさがり屋で皮をむかなければいけないフルーツは食べない。
なので買ってきた柿は、皮をむかずにそのまま1個食べてあとの2個は
テーブルに置いたままにしていたそうです。
 
翌朝、お母さんのおうちに顔を出すとテーブルの上に
皮をむいた柿が置いてある。
どうしたの?
 
そう尋ねたときの、お母さんの言葉が素敵なんです。
「見ててみろって」
なんか、ちょっと誇らしげな表情、かわいい笑顔が目に浮かびます。
 
危ないからと止める小池さんに向かって
もう一度、「いや、見ててみろって」
 
そういって、柿をきれいにむいたそうです。
包丁を持っているときだけ、手が震えないそうです。
 
今も、小池社長は毎朝、お母様のところで
お母さんが用意したフルーツを食べてから仕事に向かうそうです。
 
 
「今朝もフルーツを召し上がってきたんですか?」
 
小池社長はにっこり笑って
「蜜入りのリンゴを食べてきました」
 
私も親とのエピソードを思い出してみました。
忙しい日常や、高齢できないことが増えてきて大変って思うことも、
心が温かくなる気がします。
 
今、この本は、私の夫が読んでいます。
いろんなことを思い出しながら、読み進めていることでしょう。
 
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