
第1323回 琴を操る Chiaki Endo 遠藤千晶
琴を弾く、から琴を操る、へと昇華させ、現代の筝曲に新しい息吹を吹き込み続けている遠藤千晶が29日、東京・紀尾井ホールでリサイタル「傳―つたえ―」を開催します。
人間国宝になってしまった尺八の山本邦山が東日本大震災の犠牲者への鎮魂を込めて作った新曲も邦山と一緒に共に演奏するとのこと、せっかくだもの、ジャズのようにアドリブでの掛け合いもできる曲を入れてくれれば嬉しい、などと考えつつプログラムを見つめたことでした。
今回は、「伝統文化を後の世代に伝える役割が私にはある。ある」との自覚から、『傳(つたえ)』というテーマを掲げています
しかけも随所に用意してあり、「ボクの尺八武者修行」で、アメリカに乗り込み、尺八とジャズやオーケストラとのセッションに『飛び込みでぶつかってきた邦山のほか、箏の矢崎明子とのデュオ「水の変態」、バイオリニストの天満敦子とのコラボで原点・宮城道夫の「春の海」を演奏するなど盛り沢山なリサイタルにしています。
*問合せ先:電話03・3940・0221。
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遠藤千晶
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「遠藤千晶リサイタル 華」
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今回は 人間国宝 尺八・山本邦山の曲も演奏します
横 顔 |
〔遠藤千晶〕 福島市に生まれる。 3歳で母・遠藤祐子から箏を学ぶ 12歳、砂崎知子に師事。 東京藝大音楽学部邦楽科 生田流箏曲専攻卒。 同大学院修士課程音楽研究科修了。
第21回宮城会主催全国箏曲コンクール演奏部門児童部第一位受賞。
大学卒業時のエピソードとして皇居・桃華楽堂にて「皇后陛下主催音楽会「にて芸大卒業生を代表して御前演奏を行っている。第41回NHK邦楽技能者育成会卒業演奏会では、コンサートミストレス。
2002年 「第8回長谷検校記念全国邦楽コンクール」最優秀賞(全部門第一位)ならびに文部科学大臣奨励賞受賞。
同年、 「遠藤千晶箏・三絃リサイタル」を東京と福島にて開催。
2003年 1stCD[水晶の音](邦楽の友社)をリリース。同年、福島コミュニティー放送主催ソロコンサート。
2004年 門下生による[CRYSTALLINE NOTES]を結成。 ベトナム・ハノイにて行なわれたASEM(アジア・欧州首脳会合)に先立つ参加各国文化祭に日本代表として出演。
2007年 「遠藤千晶箏リサイタル-華-」を福島にて、また、 「遠藤千晶箏リサイタル-挑み-」を紀尾井小ホールにて開催、第62回文化庁芸術祭新人賞受賞。
2008年 国立劇場主催公演「明日をになう新進の舞踊・邦楽鑑賞会」出演。同年、 母遠藤祐子とのコラボで、妙祐会40周年記念箏曲演奏会。
2009年 東京シティフィル・ハーモニック管弦楽団(指揮・本名徹次)と「遠藤千晶箏リサイタル-凜 soloist-」開催(東京・紀尾井ホール)。 第13回日本伝統文化振興財団賞受賞。
現在、生田流箏曲宮城社師範。宮城合奏団団員。日本三曲協会会員。森の会会員。グループ“彩”メンバー。箏ニューアンサンブル団員。胡弓の会「韻」同人。妙祐会副会主。遠藤千晶とCRYSTALLINE NOTES(CCN)主宰。
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pictures: japan.japo-net.or./kagota.co/pref.fukushima. and other
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