上野にゴヤがやってきた ゴヤの回顧展「プラド美術館所蔵 ゴヤ 光と影」 | 途中下車前途有効 Ameba Version

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第1321回 上野にゴヤがやってきた
ゴヤの回顧展「プラド美術館所蔵 ゴヤ 光と影」
Francisco José de Goya y Lucientes フランシスコ・デ・ゴヤ


 22日からの東京・上野・国立西洋美術館が楽しい。日本公開は40年ぶりというゴヤの「着衣のマハ」など、プラド美術館所蔵の72点と国内にある作品、計123点が公開されています。
 プラド美術館といえば、15世紀以来の歴代のスペイン王室コレクションを展示した旧「王立美術館」。上野のゴヤ回顧展、見逃せませんね・・・。





Sleep (detalhe)
油彩・画布 プラド美術館蔵



ゴヤの関連動画
artehistoria  Goya, pintor de luces y sombras 西語
 Francisco Goya


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裸のマハ (La Maja Desude)
1798-1800年頃
油彩・画布 プラド美術館蔵


*マハ(maja)とは、「小粋な女(マドリード娘)」を意味するスペイン語。西洋美術史上初の女性の陰毛を描いた作品といわれています。当時の厳しいカトリック支配の国・時代環境下、での発表であったことから1815年に異端審問所に出廷しています。
 ここに描かれた女性は誰なのか?という問いに
1、カトリックの神父バビの愛人説(ゴヤの孫マリアーノの証言)
2、宰相マヌエル・デ・ゴドイの愛人ペピータ説(ゴヤのパトロンであり絵を所有していた)
3、ゴヤと深い関係があったとされるアルバ公爵夫人マリア・デル・ピラール・カイェタナ説(異端審問所でゴヤが証言した、とされる)などが語りつがれてきています、が定まってはいません。


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「カルロス4世の家族」
1800-1801年 
油彩・画布
 プラド美術館蔵


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「マドリード 1808年5月3日」 
1814年 
油彩・画布 
プラド美術館蔵


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「巨人」 (El coloso)
1808-1812年頃 

油彩・画布 プラド美術館蔵

 今日掲載している『カルロス4世の家族』、『着衣のマハ』、『裸のマハ』、『マドリード、1808年5月3日』、『巨人』は、ゴヤが病気で聴力を失って以後に描かれている、とされてきましたが、この「巨人」(「パニック」とも)については、プラド美術館が2009年1月、ゴヤの作品ではなかった、と結論づけた報告書を公にしています。
 ゴヤの弟子、アセンシオ・フリアによる、という説では、イニシャル「A」が左下に書き込まれていることを根拠としています。
 なんにつけても、さまざまな意味で見どころ満載の今回の上野。自分の目で作品、作家と対話してきたいところですね。


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「着衣のマハ」 (La Maja Vestide)
1798-1803年頃 
油彩・画布 プラド美術館蔵



今日の音楽
 PILAR LORENGAR & ALICIA LARROCHA
Granados La Maja de ゴヤの美女



pictures:Museo del Prado/fatamorgana.romanesca and other

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