
第657回 ベートーヴェン Beethoven
エリーゼのために
| きょうの途中下車前途有効は楽天版、アメブロ版、共に「春の音楽教室・エリーゼのために」編です。 |
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ベートーヴェン、といえば、浮かんできちゃう曲、と、いえば・・・交響曲では「第九」、そしてピアノ曲なら「エリーゼのために」等々。
これらの曲は、それぞれ沢山の演奏や、アレンジ、ジャズやPOPSバーションとなって親しまれています。
エリーゼのために は、テレーゼのために
さて、ベートーヴェンは、おそろしく字が汚かった。ために、本当はテレーゼのために作った曲なのに、誤ってエリーゼと読まれて、現在のタイトルとなり、定着しちゃった、という嘘のような本当の話があります。
40歳のベートーヴェンが愛したのは18歳のテレーゼ。
結婚の申し込みは!
Oh,ミズラブル、断られちゃいました。
こうして生まれたのが40歳の時のこの作品。
ベートーヴェンらしくない愛らしく繊細な曲ですね。
ピアノソナタ24番にテレーゼのソナタというものもありますが、これとは また別の女性だといわれています。しかし作曲された年は同年代です。39歳の作品。
テレーゼ・フォン・ブルンスヴィックという伯爵令嬢に彼女の肖像画を贈られたので、そのお礼の意味をこめて曲を捧げました。彼はこの肖像画を生涯大切にしていました。
ベートーヴェンが書いた不滅の恋人はこのテレーゼという見解も強いようです。
テレーゼは生涯独身。終生ベートーヴェンは交流を続けました。
春の音楽教室、お勉強になりましたでしょうか。今季は「エリーゼのためにとソナタテレーゼ」を取り上げてみました。
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| ベートーヴェンのラブレター |
「ベットの中からすでに貴女への想いがつのっています。私の永遠のの恋人よ、運命が私たちの願いを叶えてくれるのを待ちながら、心は喜びにあふれたり、また悲しみに沈んだりしています。
いつも貴女と一緒か・・まったくそうでないか・・、いずれでしか私は生きていけません。
貴女の腕に身をゆだね、貴女と共に魂(たましい)が天国に行けるようになることが出来るまで、私は こう生きていくことを決心したのです。
そう・・・悲しいけれどそうしなければならないのです。
貴女には、私の誠実がお分かりでしょうから、
ほかの女性が私の心に占めることなどは決してありません。決して、決して、
ああ神様、
これほど愛しているのに
なぜ離れていなければならなにのでしょう・・・・。
それにしても、ウィーンでの今の生活は、なんとみじめでしょう。
貴女の愛が、私を誰よりも幸福にすると同時に、
誰よりも不幸にするのです・・・・・・
私の命、私のすべて、
永遠に貴女のもの
永遠に私のもの
永遠に私たちのもの」
Ludwig van Beethoven
(意訳 途中下車前途有効)
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