1. 石峠3日目
1/22は旧石峠へのルート探し
1/23は旧国道の石峠から旧石峠街道をぐるっと周回
前回、戦いの道として紹介した石峠街道。
今回は、山スキー山スノーボードのハイクルートと滑走ラインの開拓です。
ずっと寒波がいすわっているので、日増しに積雪が増えています。積雪の多い日は除雪に気をつけなくてはいけません。
除雪のオペレーターに声をかけて駐車スペースにクルマを止めます。除雪の邪魔だけはしないよう細心の注意をはらいます。それでも迷惑なんだろうな???私も間接的に除雪にかかわっていますので・・・
今回は、とことん栃尾側を開拓します。
この山に入るもの好きはまずいないでしょう。ずっと私ひとりです。ん・・・
先週から石峠に入り出して、気になることがあるのです。
私の歩くルート上に、幾度もカモシカの足跡があって何回もクロスするのです。
ウシ科のニホンカモシカは群れをつくるニホンジカとちがって単独で行動して、縄張りをもっているようです。
冬の間の食べ物は木の枝といわれています。移動しながら多様な植物を食べる傾向があり、同じところに長い間とどまって同じ植物を集中的に食べることはないので、ニホンジカのような環境破壊は起こしにくい生きものといえるのではないでしょうか。(多少の農業・林業被害はあるようですが・・・)
少しだけニホンカモシカとドボクとの関係にふれてみましょう。まず、ロードキルを見たことがないし、そのような話もきいたことがありません。ロードキルで多いのは断トツでタヌキが多く、ネコ・ウサギ・イタチ・・・と続きます。道路ではニホンジカとの遭遇はよくありますが、ニホンカモシカの生態域はあまり道路に影響されていないのかもしれません。最近はエコロードの考え方が根付きつつあり、ニホンカモシカの生態域はそこそこに守られているのかもしれませんね・・・
頂上には雪原があって、かっこいい木が一本立っています。
本当に気持ちのいい場所です。
頂上付近では旧石峠街道と思われる道を歩きます。
3日目は栃尾側をぐるっと回って滑って終了。ずっとふかふかのパウダーです。
4日目、3日間ニアミス状態だったニホンカモシカに会うことができました。10m離れたところで1分程度見つめあって、なんだか恋した気分!この4日間ずっと二人きりだったんだからね・・・
写真を撮ろうとしたら、ゆっくりと離れていきました。体が半分に埋まりながらも上手にラッセルして進むので、なにか山スキーの参考にならないか?と考えましたが、無理でした(笑)
そして、偶然発見したハートマーク!
これは間違いなく「恋」だ!