1. 田子倉湖ふたたび
大電源地帯である新潟県魚沼と福島県南会津の県境付近
今回は、森のようちえん活動でお世話になっている親子2組と田子倉湖をツーリングしました。
立ち枯れ木の迫力がすごい!
阿賀野川水系である只見川の上流、奥只見ダムをはじめ田子倉ダム、只見ダム、滝ダムなど11の発電用ダムと14の発電所があり、その発電量が最大出力220万kWといわれています。あの黒四ダムの最大出力が33万5000kW、世界最大といわれる柏崎刈羽原子力発電所の1号機から7号機までの7基の合計出力821万2千kWという数字と比較すると、その凄さが理解できます。
猿やカモシカを当たり前にみることができます。
ついでに旧国鉄色の只見線の列車も・・・
田子倉湖は、尾瀬湿原(標高1665m)を源にする阿賀野川水系只見川にある田子倉ダムの貯水池です。只見川の水はは伊南川と合流し会津盆地に入り、大川や日橋川(猪苗代湖)などと合流し、阿賀野川となって新潟市の日本海へと流れていきます。
立ち枯れの木に登る!海とは違った遊び方ができるのです・・・
滝までやってきました。
2. ナガレヒキガエル発見
そこでは「ナガレヒキガエル」(日本固有種)という珍しいカエルを発見。
標高50~1700mにある渓流周辺が生息地だそうです。
日本には、ニホンヒキガエル・ミヤコヒキガエル・ナガレヒキガエルの三種が存在しているそうです。
おなかの模様がグロいのですが、おとなしくてめちゃめちゃ愛嬌のあるかわいいヤツです。
渓流部にヒキガエルがいるとは・・・流れのある渓流にすんでいるからナガレ?
田子倉湖をはじめとするこの豪雪地域は、明治時代から電源開発の計画がありましたが、本格的に建設が進んだのは戦後以降でした。
この田子倉湖がある田子倉ダムは1960年に完成しました。
この只見川周辺には、23か所のダムがあるらしい・・・とにかく電源地帯であるということです。
SUPの上で倒立したり、カヌーで引っ張るウエイクボードをしたりと、楽しい一日を過ごしました。
9月末で結構涼しくなっているのに、子供たちは水に入るのに抵抗がない!
私も一発!