1.日本で一番好きな山「鳥海山」
日本で一番好きな山「鳥海山」。
夏山のルートは西側(鳥海ブルーライン)の①大平②鉾立、北側の③祓川④熊ノ森、東側の⑤百宅口、南側の⑥湯ノ台・滝ノ小屋⑦一ノ滝⑧山ノ神などがあります。
山スキールートは、①祓川ルート、②大平・鉾立ルート、③湯ノ台ルートが紹介されていますが、他にも滑るルートはたくさん存在しています。
これまで3年連続で祓川ルート(駐車場の標高1180m)からアタックしていましたが、今年は湯ノ台ルートを選びました。
このルート、夏は標高1200mまでクルマで行けるのですが、5月は標高600m付近の雪でストップするので、標高2236mの頂上は目指しませんでした。
道路の名前は県道鳥海公園青沢線で、6月いっぱいまで除雪をしないので自然融雪がないかぎり、通行止めとなります。
途中テレマークの手段と一緒になり鳥海山湯ノ台情報を仕入れました。
今年は積雪は少なかったものの春がそれほど暖かくなかったので、残雪は昨年より多めだそうです。
所々雪のないところもありますが、深いところは1m以上あります。
途中、山小屋の親父さんに話しかけられ、山小屋でひと休憩させていただきました。
車道歩きはつらいですが、雪があるとちょこっとましかな?
道路わきにはふきのとうが・・・
この道路の見え方がなんとも・・・
ヘアピンカーブだけが見えています。
この道路の手前側の埋まり方をみると5mくらいの積雪が残っているようです。
標高1200m。ここまでで結構ふらふら・・・いい斜面です。もうひとがんばりです。
夏山用の駐車場で一息入れて、いざ大斜面へ!
この駐車場が利用できるのは6月末からのようです。
基本的に除雪はせず、雪解けを待って開通するようですが、6月末までに雪が解けていない場合のみ除雪を行って山開きを実施するそうです。
なんとか、目標地点に到達。
この斜面、斜度と雪質がいい塩梅で、滑走は最高!でした。
鳥海山は中世後期以降、修験道の山としてにぎわうようになり、矢島・小滝・吹浦・蕨岡が主な登山口だったようです。
鳥海山で最初に開かれた登山道は大平ルートで、湯ノ台ルートは?
帰りに寄ったイヌワシみらい館、じみ~ですが、これが観光地化していない鳥海山の良いところです。