1. 1/12の旧三国峠

 

基本的に関越トンネルは使わない、上越国境(上州と越後)を越える時の私の流儀?です。

高速代がもったいない?積雪量を確認したい?それもありますが・・・

先人たちが苦労して越えた上越国境。そこに思いを馳せながら「不便益」を感じる、そんな感じでしょうか?

 

 

年末年始の寒気で、積雪量もそこそこになり、2019年最初の三国パウダーを味わうためにハイクアップ!

 

 

本日は、ソロでテレマークスキーです。

ここはスノーボードの方が面白いのですが、スノーシューでのラッセルがきついので(スキー)シール登行にしました。

 

 

いつものオープンバーン、残念ながら先客が一人いました。

「パウダー独り占め」ならず・・・

 

 

登行中、生命保険屋さんから電話が入りました。別の用件だったのですが、ついでに雪山で死んだ時の保険金についてあれこれと確認させていただきました。

 

 

三国峠に到着。

三国峠には、様々な歴史があります。

 長岡藩による罪人佐渡送りの際の雪崩遭難事故(藩士7人全員死亡で罪人助かる→これは事故ではなく事件だったのか?)

  ※事故現場は雪崩が発生するような地形ではなく、罪人による犯罪を藩が隠匿するために遭難事故とした?節あり

 清水峠を廃道に追いやる

 河井継之助による無謀な冬期の峠越え(司馬遼太郎の創作で、史実ではないようです)

 田中角栄による「三国峠をダイナマイトで吹っ飛ばす」発言

 日本初のクロソイド曲線採用

 

 

越後(新潟県)側を滑ろうと思っていたのですが、雪の付きが悪く断念。

風が強すぎて、上州(群馬県)側に雪がほとんど飛ばされてしまうようです。

 

 

なので、立派な雪庇ができあがるのです。今年は昨年より小さめです。

 

 

シールをはずし、雪庇の上から一気に滑り出したのですが、1ターン目で雪に潜ってしまい大転倒!  ダサッ

それでも、やっぱパウダー最高っす!

 

 

2.  おまけ JAPAN SNAKE CENTER

 

せっかく群馬まできたので、へび専門の動物園?を尋ねました。

珍しいへんてこりんな施設がたくさんある群馬県。ちょいっマニアックな私には魅力的なのです・・・

 

 

レトロとはいえない古びた施設ですが、資料館、採毒室、毒蛇温室、大蛇温室、熱帯温室と盛りだくさんです。

 

 

へびの体、こんな風になっていたのですね・・・

 

 

私、登山道でマムシを踏みそうになったことがあるので、血清の製造の重要性は理解できます。

 

 

ヤマカガシとマムシの毒牙の違い、わかりやすいですね。

ここにはアップしませんが、毒蛇にかまれた人の症例写真はエグいです・・・

 

 

3. 1月13日の旧三国峠

 

ガイドツアーのゲストハウスで、いつもメンバーと1/12に前夜祭(飲み)、1/13にバックカントリーツアー、どこ滑る?

かぐら・ほたかBCは人が多く、パウダーを食いちらかされているだろうと予想されたので、私のホーム?三国峠に行こうということになりました。他に入山者がいないことを祈りつつ、5人で再び三国峠へ・・・

 

 

この日の私はスノーシューとスノーボードです。

3人はアルペンスキー、もう1人はスプリットボードです。

 

 

この日は、三国山の急斜面を滑降し、三国トンネルギリギリまでオープンバーンを滑って、最後はツリーランで終了です。

次回はステップソールスキーで、旧街道ツアーをやりたいね~なんて話も・・・今時そんなガテン系ツアー流行らないか?

次は、また寒波後に!