1. 橋脚が美しい第二広瀬川橋梁
JR仙山線の陸前白沢駅~熊ヶ根駅間にそびえたつ第二広瀬川橋梁、国道のアーチ橋と平行してトレッスルの美しい姿を見せてくれています。
この第二広瀬川橋梁、日本のトレッスル橋の中では日本一の高さ(2010年までは余部橋梁)を誇っています。水面からの高さは約52mで1931年に完成しました。トレッスルとは「架台」(業界用語で言う「うま」)のことで、これに橋桁を乗せた構造を持つ桁橋をトレッスル橋と呼んでいます。
橋脚が高くなってしまいますが、橋長が最短となるような渓谷の狭まった所に架設されることが多く、桁橋のため、スパンが短くなることから多数の橋脚を必要とするのが特徴となっています。
使用する鋼材料がトータルで少なくできることから低コスト型の橋梁と言われています。コンクリート製の橋脚と比較してなんとなく頼りない感じがしますが、東日本大震災での被害は全くなかったということです。
2. JR仙山線
仙台と山形とを結んでいることから仙山線。日本初の交流電化路線です。1917年開通の陸羽東線から遅れること20年、1937年に全通しました。この時に建設された仙山トンネルが長すぎ(5361m)て、蒸気機関車の煤煙被害を避ける目的もあり、作並 - 山寺間は開業当初から直流電化で開通しました。1957年仙台側が交流電化され、交流と直流が混在していましたが、1968年全線の交流電化が完了しました。
仙台駅 - 愛子駅間は、大都市仙台の都市近郊輸送路線としての性格が強いのですが、愛子の先は田園→山岳地帯で、作並温泉や山寺など観光地を要するローカル鉄道となっています。
この仙山線ですが、紅葉時期は落ち葉で列車が止まることもある程、勾配の厳しい山岳区間があります。運行車両にもそれに対応する性能が求められていますが、落ち葉によって車輪の空転を引き起こさないよう、機関車が「落ち葉掃き列車」として走行することもあるようです。私も一度紅葉シーズンに乗車しましたが、絶景の森林鉄道といっても過言ではないと思います。




