こんばんは。吉村です。
先週の土曜日に、ユニバーサルスタジオジャパンに行ってきました。
やはり、テーマパークは楽しいですね!
3Dのアトラクションにのると、ただの映像とは分かっていても
「痛いー!」「やめてー!」と手をばたばたしながら
思いっきり叫んでしまいます。
またそんな自分がアホらしくて、もっともっと楽しくなってきます。
あ、また行きたくなってきました・・・。
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さて!
前回ご紹介させて頂いた【3層防湿酸化防止規格ポリ袋】ですが、
今回はその『3層』について説明したいと思います!
3層とは、ナイロン、接着剤、ポリという3つの層と説明させて頂きましたが、
これは、袋の外面がナイロン、内面がポリエチレンということであり、
ラミネートフィルムの1種です。
※ラミネートフィルムとは、異なる種類のフィルムを貼り合わせることで
機能性を高めるフィルムのことです。
《ナイロン》は、<ポリエチレン>と比べて酸素透過度が低い、
つまり、酸素を物体の内部を通り抜けにくくさせ、
中身の酸化防止に効果を表します。
しかし、《ナイロン》は耐熱温度が高いため、
ヒートシール(熱シール)ができないという弱点があります。
そのため、《ナイロンフィルム》単体では袋を製造することはできません・・・。
逆に、<ポリエチレン>は《ナイロン》と比べ、
湿気を防ぐ能力が高いのです。
また、融点が低い(80~100℃)ため、熱加工性が良く、
《ナイロン》では弱点となるヒートシールに適しています。
このように、《ナイロン》と<ポリエチレン>のラミネートフィルムは
相互の長所を活かす、そして苦手な部分を補い合う組み合わせなんです!
このように、【防湿】、【酸化防止】の2つの効果を持ち合わせた
『3層』で真空パックは出来ています!