みなさまメリークリスマスですクリスマスツリーサンタクリスマスツリー


さてさて、世間はキリストの生誕を祝っているのかもしれませんが、私にとって12/25は、去年からまったく違う記念日となりました。


1年前の今日、手術をしました。


てことは今日で術後1年キラキラ


わー!!おめでとう自分ー!!!


いやぁ、非常に濃くてしんどい1年でしたよ。


ざーっとこの1年を振り返ってみたいと思いますウインク



2017年11月 
人間ドックで癌らしきものが見つかる。

2017年12月 
胃がんと確定。
現在の病院に転院し、検査祭りの1ヶ月。
12/24に入院。有馬記念当日だったので、これが人生最後かもと思い、速攻外出届けを出し、キタサンブラックの勇姿を見届ける(笑)
12/25に腹腔鏡手術にて胃の4/5を摘出。
年末年始をまさかの病院で過ごす。
夜中ひっそりジャニーズカウントダウンを見たのも良い思い出笑い泣き

2018年1月
病理の結果、腹水に転移ありのスキルス胃がんステージ4、余命1年4ヶ月と言われ、それなりに絶望する。
1ヶ月ぶりに4日間だけ仕事復帰し、その後1月末よりDCS療法開始。
「癌は働きながら治療する時代です」の謳い文句を信じ込み、抗がん剤が始まっても働けると思い込んでいたが、副作用がしんどすぎて、完全に舐めていたと思い知らされる。
仕事は退職。

2018年2月〜6月
6月末までDCS療法継続。
副作用は、吐き気、嘔吐、味覚障害、脱毛、皮膚障害、口内炎、めまい、骨髄抑制等々、一通りを体験。
体重も一気に減り、6月頃には術前53kg→40kgほどに。
手の皮がめくれて、指紋がなくなった。
生理も来なくなった。
白血球が減ると、しょっちゅう倒れてた。
それでも体調の良い時はなるべく人に会い、なるべく出かけるようにした。
ヘロヘロになりながら、気力で嵐のイベントにも参加(笑)

2018年7月〜11月
TS-1単独療法を行う。
副作用は、吐き気、嘔吐、軽い味覚障害、軽い皮膚障害。DCSに比べれば副作用は格段に楽だったが、それでも地味に続くのが辛かった。
ただ、身体はかなり自由が利くようになり、旅行に行ったり競馬場に行ったり。

2018年12月
これまでのCTの結果、今のところ再発・転移がないため、経過観察となる。
薬を飲んでいないので体力はムクムクと復活。
ご飯もかなり食べられるようになり、ざるそばなら一人前を食べられるようになったラーメ
仕事復帰も見えてきて、退職した前の職場でまた雇ってもらえそうニコニコ



一昨日23日は、有馬記念を見に行ってきました。


去年が人生最後の有馬記念と覚悟していたので、1年後にまたあの熱狂の中にいられたことが本当に幸せラブ




そして昨日はクリスマスと術後1年のお祝いを兼ねて、家族でディナーをしてきましたロゼワイン




1年ぶりにお酒も解禁デレデレ


1年前は、コース料理を完食出来る日が来るなんて想像も出来なかったなぁ。





12月に入り、同病で闘う仲間が相次いで旅立ちました。


「次こそ会いたいね」と言ったまま、会えずにお別れとなったこと、悔やんでいます。



私は、「あの世」みたいなものは信じていません。


人は死んだら、無になるだけだと思っています。


魂とか、幽霊とか、そういうのも信じていません。


でも、もし、「あの世」みたいなものが存在するとしたら…


仲間たちには、痛みや苦しみから解放されて、穏やかに過ごしていてほしい。


今はただただ、ご冥福をお祈りするばかりです。





明日がどうなるかなんて、分かりません。


私の人生がいつまで続くのか分からないけど、これから先、後悔のない毎日を過ごしていきたいです。