今年の1月末より、TS-1+シスプラチン+ドセタキセル(DCS療法)の治療を開始し、6月末まで続けました。

ドセタキセルという薬が、脱毛を引き起こします。


私の場合、ドセタキセルを点滴して2週間後くらいに、まずは下の毛が一気に抜け、次に髪の毛が抜けました。

下の毛が抜けた時は、ピンと来なかった(笑)

あれ?蒸れた?と思いました笑い泣き

が、あまりに抜けるので、「あぁ、これが脱毛か!」と。


髪の毛は、何気なく手ぐしをしたら、スルスル〜っと20本くらい抜けて来て、「始まったな」と分かりました。

その後シャンプーをした時、毛が指に絡みついて来る感覚があり、引っ張るとスルスル抜ける。

髪を引っ張った時の手応えみたいなのが全くなく、スルスルスルスル、次から次へと抜けました。

髪が抜けると、先っちょに毛根みたいなのがプチっと付いていると思うのですが、抜けた毛にはそれがありませんでした。

本当に毛のみ。

最終的に、50本くらいは抜けずに残っていたと思います。

そしてその中の4,5本は、いまだに抜けずに残っています。


ドセタキセルが終了し、今の髪の毛はちょい伸びた坊主です。

ただ、このまま生えて来ても、ちょっと薄毛な感じ。

元どおりになるのか不安です。


ちなみに、脱毛が始まる前にウィッグを準備しました。

10万円くらいの医療用ウィッグを、ありがたいことに叔母が買ってくれました。

その後、自分で3千円くらいの普通のウィッグを2つ買いました。

普通のウィッグでも、全然問題ありません。

ただ、医療用の方がつけ心地は断然良いです。

特に今みたいな暑い時期は、医療用の方が良い気がします。



腕や足の毛などは、知らないうちに抜けたと思います。

ムダ毛がなくなったのは楽でしたね。

今はまだらな感じではありますが、生えてきて、結構な長さになっています。



まつげとまゆげは、治療を開始して5ヶ月くらいで抜けました。

抜ける時は一気に抜けるもので、どちらも一晩にしてなくなった感じ。

まゆげが無いと、やはり人相が変わります。

出かける時は描いていたのですが、目印となる毛が無いと、描くのが難しかったです。

まつげは、つけまつげを買ってみたのですが、出番はほとんどありませんでした。

幸い、埃が入って大変、なんてこともなく。

コンタクトしてるからかな?


まゆげは、もう抜ける前くらいの量が生えて来ました。

一番復活が早かったです。

まつげも、徐々に生えて来ていて、マスカラ塗れるくらいになりました。



以上、脱毛事情でした。