ファインモールド・毎日書かない業務日報 -2ページ目

みちのくひとり(?)旅

工場長です。

ここのところ朝晩の冷え込みが厳しくなってきましたね。

 

さてワタクシ、先日”東北地方ぐるっと一週の旅”へ行ってまいりまして、その途中、青森県は三沢基地へ立ち寄ってきました。

表に展示してある機体ですが、F16、今回初めて実機を見ました。

上の写真、訓練中と思われるF35なのですが、こんな写真しか撮れませんでした。ザンネン

あと、こんなのも見られました。

 

併設の航空科学館、期間限定の特別展示でこのようなものが展示されていました。

69年間、十和田湖に沈んでいたものを引き揚げた機体で、ノンレストア、ほぼ引き揚げたそのまま展示しているようです。詳しい経緯は、すいませんみなさまで調べてください。

水の流れの激しくない淡水に守られていたためか、操縦席周りやエンジン補機類など、かなり細かい備品まで残っていたようです。

こちらの展示、来年3月31日までとなっています。その後この機体はどのような保存がされるのか気になるところです。

 

その他、常設展示の方も含めて、とても充実した展示で、大変良い時間を過ごせました。

 

 

あいち航空ミュージアム行って来ました

生産担当です。

温暖な気候の豊橋ですが、日毎寒さがつのりますです。

 

少し前の話ですが、「あいち航空ミュージアム」に行って来ました。

 

展示物はYS11をはじめとする実機や、と銘打った精密飛行機模型の展示など見所満載です。

 

「名機百選」で目を引いたのは、大正14年に朝日新聞社さん企画の「欧州訪問大飛行」で使われた「ブレゲー19」

代々木からシベリアを通過してモスクワ、ベルリン、パリ、ローマ訪問を果たした機体です。大柄で流線型な姿、しびれます。

1/25スケールモデルなので迫力あります。

 

もちろん、昭和12年の亜欧連絡大飛行を果たした

神風号」も模型展示されています。

 

九〇式艦上戦闘機」、

 

「三式艦上戦闘機」

の複葉戦闘機、独特のスタイルが模型映えしますねぇ。

社長、次期新製品でいかがですか?!!!!

 

館内では「零戦五二型」の実物大模型も展示されています。模型とはいえ、近くから見ると雰囲気があり迫力あります。

 

当日は2019年8月にロンドンを出発し、9月世界一周飛行中のシルバースピットファイアも展示されていました。

Mk.IX スピットファイアをレストアした機体で、9月23日から25日まで同ミュージアムで展示されていた機体です。

シルバーの機体は眩しいくらい美しいですが、コクピットまわりは零戦より狭そう。

思ったより小柄な飛行機でした。

尾部動翼の羽布ばりも実見でき、有機的な形状が印象的。

(当社がスピットファイアに関われるのはシートベルトくらいかしら、、、)

 

 名古屋航空ミュージアム訪問、大正、昭和から令和と世界をめぐる記録飛行に立ち会った気分になりました。

ナノドレ新製品 浮環・消火設備 製作法レポート

こんにちは 技術グループAです。

最近、会社近くの沼でヌートリアを発見しました。熊あたま 写真に収めたらブログにUPしますね爆  笑

 

では、本題です。先日出荷いたしました

WA42 現用艦 浮環・消火設備セット

の使い方、取り付け方の説明をしたいと思います。

参考になればよいかな思います。

 

艦船模型の浮環、消火設備は省略されていたり、モールドされていても曖昧だったりとあまり気にならない箇所の部分です。

そして、いざ塗装をするとはみ出してうまく塗れず、もう船体色のままでいいや!と、なりやすいパーツです。

 

そこで、ナノドレのパーツで尚且つ赤色で成形すれば・・・。と思い開発に至りました。

 

 

ランナー色は赤色で、塗装無でもOKなくらいです。

赤色で塗装しても、切り口は赤色なのでタッチアップは気にしなくても良いかと思います。

 

ズームイングッ ホースリールも2種類あります。が、肉眼での判別は難しいです笑い泣き

 

ランナー大から取り外した状態です。簡単に手でもぎることが出来ます。

この状態の方が、カットや塗装の作業が楽にできます。

 

デザインナイフ等でカットします。 無くさないように箱の中で切るとグッ

カット状態。 息で飛びます台風

浮環、ホースリールを付けるランナーです。

デザインナイフや平のみでカットします。手を切らないようにアセアセ

カットした状態です。ペーパー仕上げはしていません。

少しくらい形状が残っていても、その上から接着するので大丈夫です。グッ

この状態にしてから船体を組み付け、塗装後(最後)にナノドレを付けると良いです。

後加工ですと、カットが難しくなりますアセアセ

 

参考ですのでこのランナー状態で説明します。

爪楊枝で接着箇所に接着剤を塗り、その場所にナノドレを貼り付けます。

ピンセットで飛ばさないように貼り付けます

貼り付け状態です。

 

次に消火栓の取り付けです。 2種類あります。

取り付け箇所に0.5mmのピンバイスで穴をあけます。

ピンセットで製品先端をつかみ、差し込みの根元(ナノドレ側)に接着剤を塗ります。

こんな感じになります。 精密感がUPします。

 

最後に放水銃の説明です。

No.8 No.9 No.10がありますが、

No.8 No.9は同じ種類の物です。

 

何が違うかと言いますと、No.8は自分でお好みの角度に曲げたい方用です。

 

No.9は曲げ位置が固定されている物になります。

取り付け方法は先ほどの消火栓の取り付けと同じなので省略して、No.8の曲げの説明をします。

まず、取り付け根元を残してカットします。

 

ピンセットで写真の位置でつかみます。

取り付け根元部分を持ち、ピンセットのつかみ部分を支点にして、お好みの部分まで曲げます。

こんな感じ爆  笑 これを付ければ精密感がUPまちがいなしグッ

 

全体の取り付け参考写真です。 

グレーサフ吹きにナノドレ塗装無を貼り付けた状態です。

ぼやけたグレーが締まった感じになります。

 

浮環、消火設備と脇役ですが意外に引締め役に使える商品だと思います。

気になった方は是非お試しあれ!!

では、よい模型ライフをビックリマーク

アフターレポート

ご無沙汰しております。SYAIN☆Tです。
10月20(日)におおさかホビーフェスが開催されます。


わが社も出展しますので、全日本模型ホビーショーに行けなかった、見逃したものがある方は是非この機会にご来場ください(幸いにも日曜日は天気も良くなるようです)。
くわしくはこちらから

 

 

ここからは全日本模型ホビーショーに行けなかったし、おおさかホビーフェスにもいけないよ!という方のために、全日本模型ホビーショーでの展示や新商品を紹介していきます。


まずはイチバンの目玉新商品はもちろんこちら

「天空の城ラピュタ」より飛行戦艦ゴリアテです。

     
 

同スケールのタイガーモス号が付属しますのでゴリアテと比較してその大きさを実感できるようになっています。

 


合わせ目の処理等の手間を省けるようにパネルラインにそって部品を分割し、部品点数も極力少なくなるようにして
組み立てやすくしています。

 

このほかにも1/20ムスカ大佐のフィギュアが本体付属します。

12月上旬に発売予定となっていますのでもうしばらくお待ちください。

 

 

続いては歴装ヲトメです。

 

1/35スケールのプラスチック製組み立てフィギュアとして発売します。11月下旬発売になります。


1/35 菖蒲(あやめ)+くろがね四起

 

 

1/35 木乃花(このか)+四一式山砲

 

第3弾、第4弾と企画進行中です

 

 

 

ナノ・ドレッドシリーズの新製品は

1/700 現用艦浮環・消火設備セット、

1/700 艦艇用双眼鏡・測距儀セット

の2種です。

 

 

現用艦浮環・消火設備セットは艦上で目に付きやすい赤色の装備品を製品化しました。


ナノ・ドレッド初の赤色の成型品になります。

 

 

艦艇用双眼鏡・測距儀セットはその名のとおり双眼鏡と1.5m測距儀、従羅針儀のセットです。


双眼鏡は取り付けやすいように、単体に加え、2基ないし3基連なったパーツもセットしています。
2製品とも10月17日に出荷しました!

 

 

仕様変更製品として

1/35 四式中戦車[チト]試作型

1/35 四式中戦車[チト]量産型があります。

 


こちらは軟質樹脂製の履帯パーツからプラ製の組み立て式に変更したものになります。

 

 

こちらは12月下旬発売予定です

 

以上は、前述の通り10月20日のおおさかホビーフェスでも展示いたしますので、当日いらっしゃる方はぜひ、現物を間近でご覧ください!!

 

全日本模型ホビーショーはこのような感じでした。
それではこのあたりで皆様ごきげんよう。

2019全日本模型ホビーショー新製品 ゴリアテ!

ご無沙汰してます職人Rです。

 

さていよいよ今月9月28日29日と東京ビッグサイト 青海ホールで、2019第59回全日本模型ホビーショーが開催されます。

 

当社の新製品も色々用意いたしましたが、

 

特に今回の目玉といえば!

天空の城ラピュタ』に登場した『飛行戦艦ゴリアテ

ではないでしょうか。

 

ラピュタシリーズのキットの設計は自分がメインでやらせてもらっているので、毎回喜んでもらえる商品を作るよう、無い知恵全力で振り絞っています。

 

ゴリアテといえば、

なんともいえない形をしている上に、

翼やプロペラ細かい部分も多くあり、どこまで詰め込むか相当悩みました。

 

今回ゴリアテでは2種類のパネルライン(スジ彫り)を使い分け、オーバースケールにならないように細い線をさらに細くなるよう挑戦しています。

 

また、組み立てやすさと

パーティングラインを出来るだけ見せない分割、

機体下部に搭載されているロケット艇も付きます。

 

さらにゴリアテと同スケールのタイガーモスも並べて展示できる台と共に付きます。

 

そして、当シリーズに毎回付属する1/20スケールの人形ですが…

今回はムスカ大佐が付きます!

「わたしも、古い秘密の名前を持ってるんだよ。わたしの名は、ロムスカ・パロ・ウル・ラピュタ。」

 

なかなかくせのあるキャラクターなので、原型師さんに頼んで微妙な表情にしていただきました。

 

ちなみに、発売済みのキットに付属するフィギュアは

ロボット兵(戦闘バージョン)には『パズー』

ロボット兵(園丁バージョン)には『シータ(&キツネリス)』

タイガーモスには『ドーラ』が付属します。

 

ボリュームいっぱい詰め込んだゴリアテを是非会場に見に来てください!