豊橋市立中央図書館にて「匠の技 ファインモールドの模型展」開催中
生産担当です。なにかと慌ただしい年末、皆様いかがお過ごしですか?
ただ今、豊橋市立図書館さんの2階展示コーナーにて、
開催いただいています。
パッケージ原画、模型開発資料や完成品など、各種展示させていただいています。(開催は令和2年1月19日まで)
展示品の中には、地元愛知県つながりで
「1/500スケール 愛知県庁本庁舎」のプラモデルも
展示しており、今回はそれに関連して。
愛知県庁 本庁舎は昭和13年3月22日に竣工、昭和20年5月の名古屋空襲からも被害を免れて今も現役の県庁舎として使われています。外観は、ビルの上部にお城を付けたようなデザインで、実物を見ると迫力満点。
入母屋屋根にはシャチっぽい鴟尾(しび)も完備です。
その建築デザインは帝冠様式といわれる「鉄筋コンクリート造または鉄骨造の近代建築と、日本の伝統的な屋根を融合した和洋折衷の建築スタイル」と定義され、昭和5年前後から15年ころまでの官公庁の建築物におおく見られたものです。
愛知県庁 本庁舎は戦前からの建築物ゆえ、時代毎のデザインの妙をいたるところに感じられます。
各フロアの階表示、
廊下禁煙の看板、
上の階から下の階への郵便シュート
(今は使われていません)、
明かり取り天井窓など
中庭をのぞくと、特徴あるビルの上の入母屋屋根を間近に感じられます。
生きた文化財を体験できる愛知県庁本庁舎、興味をおもちのかたは県庁公開日などで見学をお勧めします。
さて、当社が発売している愛知県庁本庁舎のプラスチックモデルは愛知県さんから図面他ご協力いただき開発したものです。特徴ある帝冠様式をお手元に感じていただけ、