
マナティメンバー東京在住の落合です。
今日から初めてマナティブログに参加します。
ちょっと自己紹介を・・。
不妊治療に日々向き合っていたのも、気がつけばもう10年以上前となった気づけばアラフィフです(ともう言わないといけないかな、わっはっは)。
体外受精で生まれた子どもたちは二人とも元気な小学生となりました。
治療に向き合っていた日々が10年以上前とは本当に驚かされます。
出産・子育てその間に、不妊治療との向き合い方は随分と変わりました。
でも、自分が藁をも掴む思いでネットの中に情報を探していたり、同じ思いの人の話を聞きたいと思っていた日々も時折思い出し、そういう気持ちがあったことは忘れたくないな、と思っています。
不妊治療も自分が治療を受けていた頃とはまた様変わりしてきたように思いますが、治療に向き合う人の戸惑いや不安に変わりはないのではないでしょうか。
今日からマナティクラブのブログの中でも、不妊治療事情について、時折ご紹介していきたいな、と思います。
どうぞ宜しくお願いします。





昨年 2016年3月20日、読売新聞にこんな記事が載っていました。
もうちょうど1年前なので、いささか古い情報ではありますが。
卵子凍結 健康女性562人
全国の23の医療機関で健康な24歳から49歳の女性の卵子を凍結保存を実施している。
そのうち、31人が凍結卵子で出産。
ある3人の女性は、38歳、39歳、41歳の時に卵子を凍結し、
40歳、41歳、44歳で出産した、とのこと。
「今はパートナーがいない、でも将来子どもが欲しい。」
「今は仕事が忙しい。」
などで出産できない人が卵子凍結を行なっているようです。
日本生殖医療学会では40歳以上の採卵、45歳以上の移植は推奨できない、としているそうですが、その呼びかけがどこまで受け入れられているか疑問、のよう。
また、卵子を凍結して出産することの安全性や有用性が不明である、としています。
が、それはまだ出産例が少ないわけですし、この技術で生まれた子どもが成人になっていないことを考えると、安全性と有用性が医学的に明らかになるのはだいぶ先になりそうです。
また、高齢出産になれば、いわゆる「卵子の質」に関わらず、妊娠高血圧症候群や早産、など母子へのリスクも高まることも懸念されていると記されています。
卵子の質だけではなく、年齢は考慮する必要がある、ということのようですね。
原因不明とされる妊娠高血圧症候群では妊婦の年齢には関連性があると言われています。

卵子凍結は、元々は、排卵が始まった子どもを含め妊娠を望んでいない時期に抗がん剤治療を行うことで、生殖細胞を失ってしまうことが懸念される方々のために、将来的な自身の子供をもつ可能性を残すため、Wikipediaによれば国内では2000年代から始まっているようです。
2013年より、健康な未婚女性にもこの技術の応用が始まりました。
2014年には、日本国内初の凍結卵子による体外受精での出産例があります。
妊娠・出産に伴い、
本当に色々な技術が生まれてきました、そこにまた様々な考え方も出てきました。
でも、こういうニュースを見るといつも思うのですが、
当事者の気持ちや生活はどこまで想像されているのかな、とふと思います。
そこで話し合われること、「健康上の安全や有用性」だけなのか。
もちろんそんなことはない、と思っているのですけど。
でも、治療にのみ進んでいると、
「赤ちゃんが欲しい!」
「そのためにどんな方法があるの?!」
というところに注視してしまい、
「人としてどう生きるのか」
「人を育てるってどういうことなのか。」
そうした、子育てが始まってみるといきなり目の前に突きつけられるテーマを考えること、距離を置いてきた自分に気がつくことがありました。
治療中に、子育ても見据えること、
それは私にとって、とても大変なことでとても難しいことだったのですけれども、
広い意味で、医療だけでなく、福祉 「生きる」
つまり、それぞれの人が「私らしく生きる」ということにもう少し目を向けて考えていけたらいいな、とそんなことを考えています。
これからも、不妊治療の過去と現在と未来を見つめながら
「生きること」「私らしく生きる」ことについてもマナティー・クラブのブログでも発信していけたらいいな、と思います。