正しいものを二つ選びなさい。


1  抵当権の効力は、抵当権設定登記が完了した時から生じる果実にも及ぶ。


2  当事者間の合意があっても、対抗力を備えた賃借権を目的として抵当権を設定することはできない。


3  抵当不動産の賃借人が更に不動産を転貸している場合、転貸賃料債権は原則として物上代位の目的とはならない。


4  抵当不動産が不法占有されている場合でも、不法占有者に抵当権実行としての競売手続きを妨害する目的がなければ、抵当権者は抵当不動産の不法占有者に対して抵当権に基づく妨害排除請求権を行使することはできない。


5  法定地上権の成立要件として、土地及び建物の所有権登記名義人が同一であることを要する。