胸毛はむしり取る!? (AEDのお話) | 日本語話せないオージー夫と日本に住み始めました

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オージー夫とシンガポールで出会い、職場結婚。その後7年のオーストラリア生活を経て、日本に移住しました。日本語話せない&勉強嫌いな夫との生活はどうなることやら。

町の広報誌で「上級救急講習会」というのが開催されると知って、申し込んでみた。

この講習会、土曜日だったんですが、9時から5時半までの丸一日コース。なかなか本格的です。

 

色々学びましたが、主な内容は、実践を通した「呼吸をしていないことを確認⇨胸骨圧迫(心臓マッサージ)⇨AEDの使用」の流れ。

 

私が知りたかったAEDの使い方。

初めに言われたことは「AEDは、誰でも使えるようにできてます」。確かに、電源を入れると「〇〇してください」「離れてください」というように、AEDが1つ1つ音声で指示してくれます。

 

でも、よくよく学ぶと、いくつか知っておくべきことがある。

・体が濡れている場合(汗など)は、必ず拭く。

・ペースメーカがある場合は、そこを避けてパッドを貼る。

・貼り薬が貼ってある場合は、剥がして粘着物も拭き取る。

皮膚とパッドの間に隙間がある(密着していない)と、火傷するらしいです。

 

で、参加者の1人が質問しました「胸毛がある場合は胸毛をむしり取るっていうのは本当ですか?」

 

おぉ...マジっすか

 

講師の回答は、”AEDによっては、カミソリがついているので、それで剃るか、もしくは、だいたいは予備のパッドが付属されているので、最初のパッドは毛を剥がすために使うこともできる” だそうで。

ほぉ、ブラジリアンワックス方式ですね。。

 

「でも私は8年救急救命に携わってますが、一度もそういう方はいらっしゃいませんでした」

 

ん??

いやいやいや。。。私の夫、まさにショーンコネリーばりの胸毛です。

 

この事実に私のAED使用の壁は一気に上がりました。心臓マッサージより、AEDより、ブラジリアンワックスをすることが一番怖い。だって超痛そうゲッソリ

 

夫よ、、頼むから健康でいてください。

 

ちなみに、もし私が倒れてAEDが必要になっても、AEDは英語喋ってくれないから、きっと夫は使えません。