町の広報誌で「上級救急講習会」というのが開催されると知って、申し込んでみた。
この講習会、土曜日だったんですが、9時から5時半までの丸一日コース。なかなか本格的です。
色々学びましたが、主な内容は、実践を通した「呼吸をしていないことを確認⇨胸骨圧迫(心臓マッサージ)⇨AEDの使用」の流れ。
私が知りたかったAEDの使い方。
初めに言われたことは「AEDは、誰でも使えるようにできてます」。確かに、電源を入れると「〇〇してください」「離れてください」というように、AEDが1つ1つ音声で指示してくれます。
でも、よくよく学ぶと、いくつか知っておくべきことがある。
・体が濡れている場合(汗など)は、必ず拭く。
・ペースメーカがある場合は、そこを避けてパッドを貼る。
・貼り薬が貼ってある場合は、剥がして粘着物も拭き取る。
皮膚とパッドの間に隙間がある(密着していない)と、火傷するらしいです。
で、参加者の1人が質問しました「胸毛がある場合は胸毛をむしり取るっていうのは本当ですか?」
おぉ...マジっすか
講師の回答は、”AEDによっては、カミソリがついているので、それで剃るか、もしくは、だいたいは予備のパッドが付属されているので、最初のパッドは毛を剥がすために使うこともできる” だそうで。
ほぉ、ブラジリアンワックス方式ですね。。
「でも私は8年救急救命に携わってますが、一度もそういう方はいらっしゃいませんでした」
ん??
いやいやいや。。。私の夫、まさにショーンコネリーばりの胸毛です。
この事実に私のAED使用の壁は一気に上がりました。心臓マッサージより、AEDより、ブラジリアンワックスをすることが一番怖い。だって超痛そう
夫よ、、頼むから健康でいてください。
ちなみに、もし私が倒れてAEDが必要になっても、AEDは英語喋ってくれないから、きっと夫は使えません。