「白鳥の湖」って結局何が言いたい話なんだろう?
わたしには『男の一回ぐらいの浮気を許す度量の広さがないとえらい目にあうよ』っていう話にしか思えない。
なんか前も書いた気がするんだけど。
最近バレエの先生に教えてもらったんだけど、「白鳥の湖」ってオチがすんごいたくさんパターンがあるらしい。
そもそもさ、「白鳥の湖」って。
ワンピースのボンちゃんとかさ、あのテーマ的な音楽とかさ、変な衣装とかさ、およそ中途半端に寄せ集めでしかも面白おかしくした情報しか知らなかったんだよね。
ただ、実際のストーリーを知ったんだけど、ツッコミどころ満載じゃね?って思うの。
基本的なストーリーは…。
王子がお年頃になって、誕生日パーティーでお母さんに「あんたこんど結婚相手候補連れてくるから、その中から誰か選びなさいよね。」って言われるんだけど、「やだなーまだ結婚とかめんどいわー」って、お母さんが誕生日にくれた弓をもって夜な夜な森に遊びにいくわけよ。
そんで、えーい!って弓でなんか撃って遊ぼうと思ったら、湖のほとりからすんごい美少女がでてきちゃうわけ。王子一目惚れ。
だけど、その美少女が実は昼間は白鳥で、夜しか人間の女の子にもどれないっていうややこしい事情を持ってるわけですよ。
で、その呪いが解けるのは、「真実の愛を誓ってもらうこと」なんですよ、と。
惚れちゃったもんだから王子は「じゃあ僕が愛を誓ってあげるよ!」って約束しちゃうわけですよ。
で、それからお母さんが花嫁候補のお姫様たちを連れてくるんだけど、王子は白鳥ともう愛を誓っちゃったから候補の人たちとは結婚を断るのね。
だけども、その場にイイトコの伯爵さんとその娘がくるのよ。
で、その娘ってのが、夜出会った白鳥の女の子とそっくりなわけ。
ただ、真っ黒なんだけど。
しかもその女の子がセクスィーに誘惑してくるわけ。
王子ったらドキドキしちゃって窓辺で本物の白鳥の女の子が「その人は私じゃない!」って言ってるのにも全然気づかないのよ。
で、王子「お母さん!この人と結婚するよ!」って言っちゃうわけよ。
そしたら伯爵がすかさず「ほんとに?うちの娘と愛を誓ってくれる?」って聞いてくるから「はい!誓います!」って言っちゃうわけ。
でもその伯爵ってのは実は美少女に白鳥になる呪いをかけた悪魔だったわけよ。
で、娘と二人で「やーい!!だまされてやんのー!!こいつおまえが昨日会った白鳥の女の子とは別人だからー!!!バーカッッ!!!」って走り去っていくわけ。
王子絶望。
やっちまったー!!って、急いで白鳥の女の子がいた湖に走っていくわけさ。
まずここまででもすでにさ。
ツッコミどころだらけじゃない?(・_・)
王子軽いww
とか
王子チャラいww
とか
王子流されやすいww
とか(笑)
ぶっちゃけこんなヘタレすぎる王子ってアリなん?ヒドない?
どう考えたってこれ王子がダメすぎるやろww
これヘタレ王子によって迷惑を被る話やでw
で、まぁここまででもつっこみどころだらけなんやけど、このあと白鳥の女の子オデットがどういう反応をするかでオチが決まるわけですよ。
まず、最近編集しとったやつ。
泣く泣く帰ってきたオデットをみんなが慰めてると、王子がくるわけです。
で「ごめんね」っていわれてオデットは許しちゃうわけです。
で、悪魔が来て「俺はもう負けないぜっ!」ってなった王子は悪魔と戦うのです。…素手で←
で。
悪魔の羽もぎ取っちゃうんですよ。素手で←
呪いをかけてきた悪魔も鳥がモチーフなのね。
で。
あっさり死んじゃうんだよな。悪魔。
で。オデットも他の白鳥さんたちも(←いっぱいいるんだ。白鳥さんたちが)みんな仲良く人間の姿に戻って、よかったねーっておしまい。
先生に貸してもらったプロのバレエ団の場合。
追いかけてきた王子とオデット、ふたりで絶望しちゃうわけ。
なんでよその女と誓っちゃったのよー…みたいな。
もうダメだ。だって他の女と「誓います」って言っちゃったもん。みたいな絶望的なもう真っ黒で悲惨な空気が流れてるわけ。
で、もうダメよあたしたち…とかって空気のとこに悪魔がくるのね。
で。
悪魔、オデットを担いで連れ去ってっちゃうのよ(・_・)
しかも。
最後、王子は悪魔にやられちゃって、遠くのほうで悪魔が白鳥のオデットを連れ去って飛んでいくところを見ながらバッタリ。息絶えちゃうのよ。
倒されちゃうんだよね、王子。
そんなバッドエンドあり!?ってぐらいのバッドエンド加減ww
その他の場合。
これは↑の先生にDVD貸してもらったバレエ団の別の時の公演のパターン。
演出家(バレエだから振り付け師?)によって全く違うんだって。
めそめそしてるオデットに、他の白鳥さんたちが「ほらー!だからあんな男ダメだって言ったのよ!」ってくちぐちに言うらしい。
でもオデットはどうしても王子があきらめきれなくて「やっぱりあたし、王子様が好き!」って言うもんだから、他の白鳥さんたちは愛想をつかしてオデットをハブけにしちゃうらしい。
で、ひとりでしょんぼり湖に戻ってきたオデットのとこに王子がきて、王子は悪魔と戦ってくれる。
その最後にオデットは湖におっこちて溺れそうになる。
そこを王子が助けにくるらしい。
湖におっこちたときに人間に戻ってて、「やったぁ!あたしたち助かったんだわ!」ってなってなんか二人でハッピーな終わりらしい。
なんかさ。
つまり。
白鳥の湖って。
結局女の心の広さ?の話なんかえ?って思うじゃんね?(・_・)
○流されやすい彼が浮気をしてきました。
↓
↓
・「いいよ、でも私のこと好きでいてくれるんでしょ?」って言えたらハッピーエンド
白鳥さんたちもオデットの味方だったからみんな仲良く人間に戻る。
・「もうだめだ。だって他の女のこと好きって言ったもん。」って言っちゃった女はバッドエンド。
「あんな男だめよ!」って言った白鳥さんたちはどうなったのかその後はわからんのです(笑)
なんかさぁ
それってどーなの?って感じだよね。
女からしてみたらなんやねん、この展開、みたいな。
あとこの話って。
黒鳥オディール姫の存在意義ってよくわかんないよね。
ただ単に王子誘惑するだけして「バーカッ!!!」って去ってっちゃうし(笑)
別に誘惑成功しても王子と結婚できるわけでもないんだよね、オディール姫は。
なんか、『バレエといえば』みたいな話だけど、案外みんなたぶん話の展開知らないし、掘り返してみたらツッコミどころ満載の話なんだよなー。
わたしには『男の一回ぐらいの浮気を許す度量の広さがないとえらい目にあうよ』っていう話にしか思えない。
なんか前も書いた気がするんだけど。
最近バレエの先生に教えてもらったんだけど、「白鳥の湖」ってオチがすんごいたくさんパターンがあるらしい。
そもそもさ、「白鳥の湖」って。
ワンピースのボンちゃんとかさ、あのテーマ的な音楽とかさ、変な衣装とかさ、およそ中途半端に寄せ集めでしかも面白おかしくした情報しか知らなかったんだよね。
ただ、実際のストーリーを知ったんだけど、ツッコミどころ満載じゃね?って思うの。
基本的なストーリーは…。
王子がお年頃になって、誕生日パーティーでお母さんに「あんたこんど結婚相手候補連れてくるから、その中から誰か選びなさいよね。」って言われるんだけど、「やだなーまだ結婚とかめんどいわー」って、お母さんが誕生日にくれた弓をもって夜な夜な森に遊びにいくわけよ。
そんで、えーい!って弓でなんか撃って遊ぼうと思ったら、湖のほとりからすんごい美少女がでてきちゃうわけ。王子一目惚れ。
だけど、その美少女が実は昼間は白鳥で、夜しか人間の女の子にもどれないっていうややこしい事情を持ってるわけですよ。
で、その呪いが解けるのは、「真実の愛を誓ってもらうこと」なんですよ、と。
惚れちゃったもんだから王子は「じゃあ僕が愛を誓ってあげるよ!」って約束しちゃうわけですよ。
で、それからお母さんが花嫁候補のお姫様たちを連れてくるんだけど、王子は白鳥ともう愛を誓っちゃったから候補の人たちとは結婚を断るのね。
だけども、その場にイイトコの伯爵さんとその娘がくるのよ。
で、その娘ってのが、夜出会った白鳥の女の子とそっくりなわけ。
ただ、真っ黒なんだけど。
しかもその女の子がセクスィーに誘惑してくるわけ。
王子ったらドキドキしちゃって窓辺で本物の白鳥の女の子が「その人は私じゃない!」って言ってるのにも全然気づかないのよ。
で、王子「お母さん!この人と結婚するよ!」って言っちゃうわけよ。
そしたら伯爵がすかさず「ほんとに?うちの娘と愛を誓ってくれる?」って聞いてくるから「はい!誓います!」って言っちゃうわけ。
でもその伯爵ってのは実は美少女に白鳥になる呪いをかけた悪魔だったわけよ。
で、娘と二人で「やーい!!だまされてやんのー!!こいつおまえが昨日会った白鳥の女の子とは別人だからー!!!バーカッッ!!!」って走り去っていくわけ。
王子絶望。
やっちまったー!!って、急いで白鳥の女の子がいた湖に走っていくわけさ。
まずここまででもすでにさ。
ツッコミどころだらけじゃない?(・_・)
王子軽いww
とか
王子チャラいww
とか
王子流されやすいww
とか(笑)
ぶっちゃけこんなヘタレすぎる王子ってアリなん?ヒドない?
どう考えたってこれ王子がダメすぎるやろww
これヘタレ王子によって迷惑を被る話やでw
で、まぁここまででもつっこみどころだらけなんやけど、このあと白鳥の女の子オデットがどういう反応をするかでオチが決まるわけですよ。
まず、最近編集しとったやつ。
泣く泣く帰ってきたオデットをみんなが慰めてると、王子がくるわけです。
で「ごめんね」っていわれてオデットは許しちゃうわけです。
で、悪魔が来て「俺はもう負けないぜっ!」ってなった王子は悪魔と戦うのです。…素手で←
で。
悪魔の羽もぎ取っちゃうんですよ。素手で←
呪いをかけてきた悪魔も鳥がモチーフなのね。
で。
あっさり死んじゃうんだよな。悪魔。
で。オデットも他の白鳥さんたちも(←いっぱいいるんだ。白鳥さんたちが)みんな仲良く人間の姿に戻って、よかったねーっておしまい。
先生に貸してもらったプロのバレエ団の場合。
追いかけてきた王子とオデット、ふたりで絶望しちゃうわけ。
なんでよその女と誓っちゃったのよー…みたいな。
もうダメだ。だって他の女と「誓います」って言っちゃったもん。みたいな絶望的なもう真っ黒で悲惨な空気が流れてるわけ。
で、もうダメよあたしたち…とかって空気のとこに悪魔がくるのね。
で。
悪魔、オデットを担いで連れ去ってっちゃうのよ(・_・)
しかも。
最後、王子は悪魔にやられちゃって、遠くのほうで悪魔が白鳥のオデットを連れ去って飛んでいくところを見ながらバッタリ。息絶えちゃうのよ。
倒されちゃうんだよね、王子。
そんなバッドエンドあり!?ってぐらいのバッドエンド加減ww
その他の場合。
これは↑の先生にDVD貸してもらったバレエ団の別の時の公演のパターン。
演出家(バレエだから振り付け師?)によって全く違うんだって。
めそめそしてるオデットに、他の白鳥さんたちが「ほらー!だからあんな男ダメだって言ったのよ!」ってくちぐちに言うらしい。
でもオデットはどうしても王子があきらめきれなくて「やっぱりあたし、王子様が好き!」って言うもんだから、他の白鳥さんたちは愛想をつかしてオデットをハブけにしちゃうらしい。
で、ひとりでしょんぼり湖に戻ってきたオデットのとこに王子がきて、王子は悪魔と戦ってくれる。
その最後にオデットは湖におっこちて溺れそうになる。
そこを王子が助けにくるらしい。
湖におっこちたときに人間に戻ってて、「やったぁ!あたしたち助かったんだわ!」ってなってなんか二人でハッピーな終わりらしい。
なんかさ。
つまり。
白鳥の湖って。
結局女の心の広さ?の話なんかえ?って思うじゃんね?(・_・)
○流されやすい彼が浮気をしてきました。
↓
↓
・「いいよ、でも私のこと好きでいてくれるんでしょ?」って言えたらハッピーエンド
白鳥さんたちもオデットの味方だったからみんな仲良く人間に戻る。
・「もうだめだ。だって他の女のこと好きって言ったもん。」って言っちゃった女はバッドエンド。
「あんな男だめよ!」って言った白鳥さんたちはどうなったのかその後はわからんのです(笑)
なんかさぁ
それってどーなの?って感じだよね。
女からしてみたらなんやねん、この展開、みたいな。
あとこの話って。
黒鳥オディール姫の存在意義ってよくわかんないよね。
ただ単に王子誘惑するだけして「バーカッ!!!」って去ってっちゃうし(笑)
別に誘惑成功しても王子と結婚できるわけでもないんだよね、オディール姫は。
なんか、『バレエといえば』みたいな話だけど、案外みんなたぶん話の展開知らないし、掘り返してみたらツッコミどころ満載の話なんだよなー。