http://ow.ly/4mL04


ニューヨークタイムズのリンクです。

日本で報道されない写真がたくさんあります。
見たらびっくりするかもしれないのでちょっと注意してあけてください。



ツイッターから拾いました。

リツイートで「ニューヨークタイムズは何を考えてるんだ、メディアリテラシーを疑う」と書いた人がいました。





だけど


わたしはこれが写真の本質であり、真実だと思います。


日本で見る写真と絶対的に違います。
キャパやユージン=スミスを連想する写真。



あんなにがれきだらけなのに、「火葬をする場所が足りない」って言ってるのに
日本の報道では生きてる人間しかテレビに写らない。

日本のメディアが絶対に報じないもの。
ひとつは自衛隊。
もうひとつは遺体の写真。


避難所の映像はどの局も毎日映す。

おじいちゃんも、おばちゃんも毎日「がんばろう」って言ってる。



だけど

海外のカメラマンが切り取った、この写真のほうが

よっぽど、本質に近いところにあるんじゃないかと。



奥底にみえる悲しみや、祈りの姿。

そうゆうの全然日本のメディアでは見れない気がして。


なんだか、毎日毎日映してる避難所のおっちゃんやこどもたちのコメント

よそ行きの顔を作らざるを得ないみたいな気がして。







このニューヨークタイムズの写真をみたとき

「この国はどこにむかっているんだろう?」って思いました。

毎日毎日、現実味のあるような全く中身のないような原発の話ばっかり報じてだんだん、曖昧で、なんとなくうやむやにされた危機感のない平和ボケの毎日にもどっているような気がします。


でも


すこしずつ「日常」にもどりつつあるメディアのなかで

こうして、自分が日本のメディアでは見ることのなかった被災地の真実をみて

「いったい、自分は何を隠されているんだろう?」って思うのです。


「この国は、何を隠してどこにむかっているんだろう?」って。





メディアは真実を報じているとは限らない。
どこぞの「万歳ー!」の国を人ごとみたいに見てる場合ではないのかもしれない。
ほんとは、同じくらい情報統制されていても、気づけないのかもしれない。