ローランギャロスでの騒動について… 【追記あり】 | THE WANTEDMAN

ローランギャロスでの騒動について… 【追記あり】

最初にお断りしておきますが、

以下の投稿はあくまでも個人の感想です。

違った意見の方もいらっしゃるかとは思いますが、

悪しからず。m(_ _)m

ちなみに私、草も草ですけど、テニスもちょっとやります。

 

 

 

 

 

結構な騒ぎになっておりますので、ご存知の方も多い

かと思いますが、概要を掻い摘んで書いておきますと…

プロテニスの4大大会、全仏オープンの女子ダブルス

三回戦において、日本の加藤未唯選手が相手コートに

返球した際、ボールパーソンの女の子に直撃。

”危険行為”で失格となり、それまでのポイントと賞金が

剥奪されました。

 

 

 

 

 

↑↑↑ 顛末は、こちらの動画から。↑↑↑

 

 

 

 

 

 

まぁ色んな見方があるかと思います。

ノーバウンドで強い球を返した加藤を非難する声、

15分間にわたり、泣き続けたボールガールに疑問を

呈する声、執拗に審判に失格を申し立てた相手ペア。

そして一度は”警告”の裁定を下したのにも関わらず、

裁定を覆した審判。

これについては、アジアのペア (相棒はインドネシア人) 

に対する人種差別だなんて言い出す人間まで現れて、

テニス界のみならず、世界中を巻き込んだ話題に

発展しています。

 

 

 

 

 

騒動の渦中に引きずり込まれた加藤未唯選手

 

 

 

 

 

まず最初に申し上げたいのは、ボールパーソンに

ボールが当たるなんていうのは、世界中で開催されている

プロテニスのツアーで、実は結構…  というか

頻繁に起こっていることで、珍しくも何ともありません。

YouTubeかなんかで検索すれば、夥しい数の事例が

ヒットしますが、中には男子選手が放った強烈なリターン

が、ネット際に待機していたボールパーソンの女の子の

側頭部を直撃し、思わず 「アブねぇなぁ…」 なんて

口走っちゃうことも…

そのケースでも、別に失格になんてなっていません。 

選手が女の子に謝りに行って、抱擁して頬にチュッ

したら、女の子も顔を赤らめて感激!!…

どっちかというと、ホッコリwww

 

 

 

 

 

加藤はワンバウンドの緩い球を返球するか、

もしくは自陣コート側にいるボールパーソンに

ボールを渡すべきだった… という意見につきましては…

こういう事を言う方は、おそらくテニス、というかスポーツを

本気でやった経験がない人達だと思います。

上にリンクした映像を確認する限り、加藤はバックハンド

で、かなりゆっくりしたスイングでボールを打っています。 

スライスをかけているので、ボールスピードも大したことは

ありません。 まぁ過度の回転が掛かっているので

捕球するのは、むしろ難しいかも知れませんが…

何気なく打ったボールが、たまたまラケットに厚く当たって、

思ったよりも遠くまで飛んじゃったってだけですね。

プロなんだから、そんなことあり得ない!! 

なんて論調をどこかで見ましたけど、それを言っちゃったら、

プロ野球の投手のデッドボールなんてあり得ない!!

って話になっちゃいますよ?(笑) あれは単なるミス。 

 

 

 

 

 

まぁ、もうちょっと気を使えというなら、その通りかも

知れませんが、加藤にしてみたら、たんに相手コートに

軽い気持ちで返球しただけですから。

そしてテニスの公式戦は、ニューボールを投入する

タイミングが決まっているので、

それまではコート上にあるボールだけを使います。

相手のサービスゲームなら、相手コートに返球するのは

当たり前です。

ナニを言いたいかといいますと、あれを加藤の責任だと

いって失格にするのは、明らかにやりすぎ。

 

 

 

 

 

そうは言っても、女の子が泣いているじゃないか! 

については、私は当てられた張本人じゃないので、

軽はずみなことは言えませんが、そもそも、あの少女、

ボールパーソンをやるには若過ぎるような印象です。

ボールパーソンが、どういう基準で選出されるのかは

分かりませんが、男子選手同士の試合なんかだと、

200キロ超のボールがビュンビュン飛んでくるような

環境なんですから、あんまり若い子供を選出してくれるな

っていう話なんです。

あれ、別に子供じゃなきゃいけない理由なんて

何にもありませんから。

そういう意味では、主催者側の手落ちです。

 

 

 

 

 

そこに性格の悪い相手ペアの抗議

拍車をかけたわけですけど…

日本人の思うスポーツマンシップと、海外の選手の

スポーツマンシップって、ちょっと違いますよね?

顕著なのが、サッカーのブラジル人選手の

”マランダージ”ってやつ。

彼らは勝つためなら手段を選ばないどころか

嘘や欺きなんて普通のこと。

今回は内外から批判が噴出してますけど、

あんなのは良い人ぶってるだけで、それで勝てるなら

みんなやりますからねwww

まぁ今回は、ちょっとだけ過剰だった?

 

 

 

 

 

”性善説”? 「ナニそれ、美味しいの?」(笑)

 

 

 

 

 

この笑顔…、性格悪っ!! とは思いますけど。(笑)

 

 

 

 

 

ちなみに今回、主審に落ち度はありません

相手ペアがゴネたことで、レフリーとマッチ・コミッサリー

(って言うんでしたっけ?www)  スーパーバイザーを呼ぶ

というのは、キチンとルールで決まっていることです。

問題はロクに確認もせずに、ボールが当たった事実と、

泣き止まない少女を見て、

「あの日本人が悪いに違いない」と決めつけて

裁定を下した、レフリーとスーパーバイザーの責任です。

 

 

 

 

 

ようするに、年端もいかない子供をコートに立たせた

主催者と、レフリーとスーパーバイザーの責任なので、

早晩、ポイントと賞金は元通りになるんじゃないでしょうか?

 

 

 

 

 

まぁ、唯一の救いは加藤選手、

ミックス・ダブルスで見事、優勝

少しは留飲を下げたことでしょう。

 

 

 

 

 

加藤選手、おめでとうございます。

 

 

 

 

 

↓↓ こんな悪質なケースですら、”警告”で済んでるのに…