内定辞退について…
一応、今回のシリーズは、これが最後になります。
もっとも、このネタ… 私がブログを書き始めた当初から
定期的に綴っておりまして、最近では2021年の6月?
大体、今ぐらいから夏ぐらいにかけて、
悩んでいる学生のためにアドバイス… みたいな?(笑)
モチロン、”オワハラ”に対する、一つの回答に
なっておりますので、ご参考までに。
苦労して就活して、念願の企業から内定を受けると、
必ずといっていいほど提出を求められる
書類に”内定承諾書”ってのがありますよね?
統一の書式はなく、内容は企業によってまちまちですが、
『私○○○○は、御社の内定を承諾いたしました。
私個人の身勝手な都合により辞退しないことを誓います』
みたいな事が書いてあって署名させられるんですよね?
表現の違いこそあれ…(*^▽^*)
内定自体は嬉しいし有り難いけど、スケジュールの関係
でトントン拍子に進んだだけで、第一志望じゃないのに、
こんな誓約書を提出させられたら、これで就活を辞め
なきゃいけないのっ!? 約束を破って、あとで法的に
訴えられたりしたらどうしよう。 (°д°;)
ここの内定は諦めて、第一志望にかけるべきか…
それとも、せっかくの御縁なので、第一志望を諦めて、
このへんで妥協するべきか…
(;´・ω・) ウーン…???
結論から言っちゃいましょう!
その内定承諾書、記名して堂々と提出して下さい!(笑)
そもそも、この内定承諾書、法的な根拠は何もありません。
ありませんが、なんとなく口約束を交わすよりは、
断るのが大変そう… という、
心理的な拘束力が発生しますよね?
(もしくは、断ったら悪いかなぁ?なんていう罪悪感?)
それを狙ったものなんです。
逆に言えば、それ以上でも、以下でもありません。
まぁ、でもね…
私も、内定辞退をするために企業に挨拶に赴いたら、
人事担当者に、熱いお茶をブッかけられたなんて、
笑えない話を聞いたことがあるけど。(;^_^A
これは、なんでかっていうと、
企業側も採用活動には多額の経費を掛けているワケで、
その中で結果を出さなければならない
人事担当者も必死だから… という話なんですね。
当然、あのテ、このテを駆使してでも、
内定辞退しづらい状況を作ったりするワケ。
その気持ち自体は、正直言うと分かんない事もないです。
ただねぇ?
企業側が学生を選考するのと同じように、
学生側にだって企業を選考する権利があるワケですよ、
当然のことながら…
大前提として学生がそこの企業を志望したっていう事実が
あったにしても、自分のトコロが第一志望に違いない!!
なんていうのは、単なる思い込み、もしくは勘違い?
これに関しては、間違いなく企業側が間違ってると
私個人的には思います!! ( ̄^ ̄)
大体さぁ?
普通の (マトモな) 企業なら、内定辞退っていうのは、
ある程度は想定の範囲内なんです。←内定した学生が
全員入社するなんてことは超一流企業でも、まずないwww
ですから学生が気にするほどには、
企業側は気にしてなかったりもして… (*^▽^*)
(ただし、これに関しては企業、
もしくは人事担当者にもよるかと思います)
モチロン、
前述のように、企業は採用活動に多額の経費と労力を
かけているので、そのことについて敬意を払うことは
必要かと思います。
ですから、ベストの対応としては (可能ならば)、
内定通知書を頂いた時点で、第一志望の選考が
残っている旨を伝えて、承諾書の提出を待ってもらう。
(これ、意外にスンナリ通っちゃうことも多いようですwww)
もしくは内定承諾書を提出後も就活を継続、
第一志望からの内定が得られたら、
速やかに誠意をもって辞退のご挨拶に伺うことでせうか?
はい! (^-^)/
この速やかに…
っていうの、テストに出ますよ!!←ウソwww
なんでかっていうと、あんまり引っ張っちゃうと、
今度は貴方を入社させるための準備やら、経費やらが
発生して、企業側に一層多大な迷惑がかかるからです。
ウチの会社でも、過去に入社式の二週間前に
辞退なんていう事態が発生しwww
手配していた制服のキャンセルやら、配属先の再調整
などで、大変困惑したことが実際にありました (;^_^A
バブル景気華やかな時代で、
世の中の何かが狂っていた頃の話でしたけどね…
まぁ、でも…
当たり前の話ですけど、
新卒で入社できる会社は一社だけ!!
悔いの残らない形で就活を終えて欲しいものです。
学生諸君、頑張れ!!
こんなコト書いたら、企業の人事担当者から
強硬なクレームがきたりして… (;^_^A
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毎回、ちょっとづつ改稿してますが、
いつもこんな内容なんですけど… この”オワハラ”?
確かに、やり方が汚いと言われれば反論は出来ません。
もっとも、ウチの会社でも”内定承諾書”って書いて
提出はしてもらいますけど、私なんかは、そこからが
採用活動のスタートだと思ってますから。(笑)
”内定”というのは、学生に対して、
「よかったら入社してください」というボールを投げただけ
であり、そのボールを見逃すか、打ち返すかは、
あくまでも学生次第。
企業と学生の立場は対等であるべきだと考え、
その後の数ヶ月、誠実に情報交換なんかに努めて、
学生側にも「是非、この会社に入社したい」と
思ってもらえるよう働きかけをする…
自慢ですけど(笑)、
私、「このコは絶対に採用したい」と思った学生を
取り逃したことは、ただの一度もありませんからっ!!
そして、そのほとんどは今も会社の大事な戦力として、
頑張ってくれています。
はい、たんなる自慢話でしたwww