真のワルは誰だ…？

(前章から続いています)




…とは言っても、東京オリンピックの開催は決定事項です。

今さら開催権返上なんていうのは不可能です。
(できないことはないようなんですが、IOCから巨額の違約金

を請求されるなど、進むも地獄、戻るも地獄状態www)

ですから、今回の小池百合子都知事の方針転換？
具体的には競技会場3施設の建設を中止するなど、

今からでも、できる限り費用を圧縮する方法を模索すること

は極めて大事なことだと思います。




これに噛み付いたのが、大会組織委員会の森喜朗会長。

曰く…
現行計画は

国内外の競技団体やIOCの承認を受けたもの。
IOCの理事会や総会で全部決まっているものをひっくり返す

のは極めて難しい。
とのことなんですけど…
ナニを言ったところで、カネがなきゃできないことぐらいは

アナタにもお分かりでしょ？
当初見積もりの超過分を

大会組織委員会で負担するというならばともかく…




さて、今回の都の提言によると、費用が当初概算の4倍に

あたる3兆円超まで膨れ上がった最大の要因は、

『船頭多くして、船、山に登る』
状態だからなんだそうです。
東京都、大会組織委員会、政府、五輪相の四つ。
これらが独自に試算したり、入札したりするもんだから、

どうしても割高になると。
まぁ素人目に考えると、船頭が多いのが問題なら、

減らせばいいじゃん？ ということになりますよね？
そうなると減らせるのは…？？
そうです、森”ボスナス”喜朗率いる

大会組織委員会。




もちろん実務的な部分での大会組織委員会というのは

必要なものですが、少なくとも、東京オリンピックなんです

から、東京都の意向、政府の意向に沿って活動すること

が、最低限当たり前の話。
ところが、ボスナス。東京都の出資比率を下げてでも
(東京都が拠出した63億円を返済する模様)
東京都が大会組織委員会に関与することを拒否する構え。

曰く…
東京都の管理団体になるなんてトンデモナイ。
都知事に指図される謂れはない！
ようするに何が何でも、

オリンピック利権は手放さないという徹底抗戦の構え。




さぁ、誰が真のワルなのか？
あぶり出されてきましたよね…
まぁ最初から分かってましたけどwww




オリンピック開催が決まった当時の都知事の猪瀬さんが、

ボスナスの組織委員長就任に難色を示していましたけど、
そういう意味では猪瀬さんも見る目があったってこと？(笑)

はっきり言って、東京都の意向に従えない

大会組織委員会なんていらなくね？
費用を高騰させるだけ高騰させて

(うち何％かを懐にいれて？www) カネを出すのは、

東京都と政府、ひいては都民と国民の税金なんて

理屈が通るワケがないんですから…
超過分を大会組織委員会で負担するっていうのなら

話は別ですが、そんなことは出来るわけがないんですから、

この大会組織委員会…

解散… まではともかく、

少なくとも委員長をクビにするべきです。




えっ？
管理団体じゃないから、組織委員長のクビはとれない？？
いやいやいや…
だったら、すべての権限を剥奪して、改めて東京都主導で

新組織委員会を作れば済む話。
それだけで、もしかしたら3兆円が半分になるかもよ？(笑)
決断するなら最後のチャンスですけどね…






 

誰が考えたって、真のワルは大会組織委員長、森喜朗氏。

とりあえず東京オリンピックのためにコイツを要職から

引きずり下ろすべき！！
(ちなみに画像はスターウォーズのキャラクター、

グンガンのボスナス。似てるっしょ？)






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