第19章 忙しさを見せつけないで
活気のあるということは気持ちのいいものです。
どんな良い店でも、あまり静まり返っていると、
なんとなく気をくれして入りにくいという人も多い。
お客さまが立てこんでくると、ついついそれを
さばくのに夢中になります。
間違えがないように、お待たせしないように、
という気持ちがあればあるほど、目の前の
仕事の処理にだけ追われてしまうものですね。
しかし、どんな忙しそうでも、新しく来たお客さま
を目ざとくみつけて「いらっしゃいませ」
と声がかかり、「すみません、すぐ参りますから」
ともうひとこと添えられると、
“忙しそうだね。ゆっくりでいいですよ”
という気持ちになって心がつながります。
忙しいから挨拶も返事もできないのは仕方がない
と思うか、ちょっとした心配りを絶やさないかの差
といえますね。
忙しいとき、新しく来たお客さまに
気を配っていますか?

