日本の人口は、しばらく増えません!
だから、増えないことを前提に
あらゆる政策を考えることが 「必須」 です!
さて、シンガポールに
ホテル 「マリーナ・ベイ・サンズ」 が
オープンした翌年に …
約3年ぶりくらいで
シンガポールへ行った時の
タクシー運転手の話が
今でも、忘れられません!
チャンギ空港内から
街の中心部に至るまで
多くのロケーションで …
シンガポールは … 「人・人・人」
タクシーの車 … 2年前には …
トヨタ車と日産車ばかりだったのに
わずか、2年間程度で
「ヒュンダイ車=韓国」 ばかり
… と、なっていました!
そして、マレー系民族の
タクシー運転手さんが …
嬉しそうに語っていました (笑)
①
2年前と比べると
信じられないくらい景気が良い!
②
自分たちタクシー運転手の給料も
2倍くらいとなって 「笑いが止まらない」
さて、シンガポールの
人口の推移を、見てみましょう!
2000年:403万人
2002年:418万人
2004年:417万人
2006年:440万人
2008年:484万人
2010年:508万人
2012年:531万人
2014年:547万人
2016年:558万人
わずか 「16年間」 で …
人口が 「約40%増えた」 わけです!
そして、いま現在も
… さらに、増え続けています!
子どもが、たくさん生まれた!
それだけではない …
移民が増えた?
それも、大きな原因の一つです!
シンガポールは …
ご存知のように 「多民族国家」 です
◎ 中国系民族:74%
◎ マレー系民族:13%
◎ インド系民族:9%
◎ その他民族:4%
さて、日本はどうか?というと …
国勢調査開始以来はじめて
人口が減少へと転じました (2016年)
少し前のコラムでも書きましたが …
日本で、いちばん人口が多い
首都、東京ですら …
2020年には 「人口減少へ転じる」
… ということです!
私たち日本の人口は
2016年現在、約1億3千万人ですが
2048年には 「1億人を切る」
2060年には 「9千万人を切る」
… と、言われています
もうひとつ驚くのは
下記の画像のように …
世界各国の人口
「BEST30」 の中で …
なんと、日本だけ
… 人口が減っています!
何度も何度も
しつこいくらいに書いていますが
すべての商売は
「お客さんがいるから」
… 成立します!
その、お客さん数の 「源=みなもと」 が
… 言うまでもない 「人口」 です
人口が少なくなれば
同じタイミングで …
◎ お客さんも少なくなり
◎ 売上が下がり
◎ 利益も減り …
◎ 働く人の給料は
下がることはあっても
上がることは難しくなるでしょう!
小学生が考えても
ほんの数分間でわかる論理です (笑)
さて …
日本の歴史を
… 振り返ってみましょう!
人口が、減って&減って …
1億人を切るのは
近い未来の 「2048年」 (33年後)
そして、過去の歴史で
日本の人口が、ちょうど 「1億人」
だったのは …
… 「1967年=昭和42年」 です!
あの、岡本太郎の 「太陽の塔」
三波春夫の 「世界の国からこんにちは」
50歳代以上の方には懐かしい
「大阪万国博覧会」 が、1970年でした!
ちなみに、日本の人口が
ちょうど 「9千万人」 だったのは …
… 「1956年=昭和31年」 です!
人口が 「1億人」 だった
「1967年=昭和42年」
国家公務員の初任給が
… 「2万5200円=月給」
人口が 「9千万人」 だった
「1956年=昭和31年」
国家公務員の初任給が
… 「8700円=月給」
ちなみに …
たった今現在 (2016年) の
国家公務員の初任給は
… 「18万1200円=月給」 です
全体的な流れとして見れば
国家公務員の初任給は …
1973年~1981年までの
わずか 「8年間」 で 「2倍」 となり
(月給5万円が10万円に)
1973年~1990年までの
わずか 「17年間」 で 「3倍」 となりました
(月給5万円が15万円に)
現在のお話へ戻ります (笑)
人口が少ないのであれば
少ない人口に合わせるように
国民への政治サービスや
行政サービスの量も、少なくなっていく!
… 当然ですよね!
つまり …
あらゆる 「議員数」 や
あらゆる 「公務員数」 を …
◎ 大幅に減少させる!
◎ または、給料を下げる!
公務員や議員の給料が下がれば
それに並行するように
民間企業が販売している
商品やサービスの価格が下がり
これまた並行するように
民間企業の給料も下がるような
傾向が見えてきます!
だからこそ、いま求められる政策は …
少ない賃金でも
「やっていける社会」
日本の人口が
増加へと転じるまで
または、日本が
海外からの移民を受け入れ
シンガポールのような
人口増加政策を実行する
いずれにしても
20年間~50年間くらいが必要な …
日本が、日本人が …
「耐えなければならない時代」 が
すでに始まっている
… そう思うわけです!
↓ ↓ ↓
「子どもが増える」 → 「人口が増える」 →
→ 「お客さんが増える」 (笑)
★ 小学生でもわかる論理
↓ ↓ ↓