“存在”を愛する=ビューティーインサイド
ご無沙汰しております。
久方ぶりにブログ更新します。
先日、見に行った映画「ビューティーインサイド」について書いてみます。
この映画、主人公の男性が18歳になったのを境に、朝目覚めたら
老若男女、経ては外国人まで、毎回姿を変えるという設定の映画。
毎朝、姿を変えてしまうので、イケメンになったときには、ナンパして
一夜限りの恋。
本当に女性を好きになったことがありません。
人とも付き合えないので、インターネットで家具を制作して販売している仕事で
生計を立て、事実を知っている幼なじみとだけ接触がある。
そんな中、家具屋に勤めている女性に初めて恋をし、姿を変えないために何日も寝ないで
会い続ける。
でも、そんなことも続かないので、一度寝てしまったことで全く違う姿に変わっていまい、
彼女とは会わなくなるが、諦められなくて、本当のことを告白し、付き合いが始まる…
というそんな映画。
まあ、あり得ないシチュエーションの映画なのですが、
これを観て感じたのが、
男性から見ると、究極の「どんな俺でも愛してくれ!」ムービー。
彼女も実際に悩んでいくのですが、
毎日合う度に、違う姿で現れる彼氏が、本当に彼氏なのか、信じられない。
でも、出会う度に手を握られ、毎回、不安で仕方がなく、ストレスを感じていく。
なので、毎回、彼氏を感じながら、心を落ち着かせていく。
女性から見ると、映画のタイトル通りに、
彼氏の外面ではなく、内面=存在を感じ、愛していく姿に感動しました。
人が、外面や条件でなく、本当にその人そのものを愛せたなら…を
体現したストーリーの映画でした。
この映画は韓国映画なのですが、傑作“イルマーレ”などのように、
こういう面白い題材の映画もあって、楽しめます。
また、面白い映画があれば、紹介しますね