私みたいな極端なカルマ経験をする人は、世の中に少ないと思います。(詳細は前話参照w)
いや、本当は皆毎日の生活の中でそういう経験をしているとは思うんだけど、気づかないだけかもしれない。
「ママ友に悪口言われた」「旦那が家事手伝わない」みたいな日常的なエピソードの中にも、学んで成長する機会はたくさんあるんだけど、普通は「あの人は嫌い」とか「クソ旦那め」とか(笑)、人間関係のイザコザ、みたいに始末されているだけでしょうね(~_~;)
ここで、「いやな経験をした」とだけ思って相手を責めるのと、「いやな経験をした。これはどうして起こって、私のどんな部分が原因だったのか」と考えてみるのでは、今後の人生が変わってきます。
さて、前回の話に出てきた「テイク専門」(笑)の男性ですが…
この関係が成り立っていたのは、私は「ギブ専門」(どんなんじゃ。笑)の人間だったからです。
(場合によっては、そうでないこともありましたが、それについてはまた今度)
つまり、テイク専門者は、ギブ専門者がいなければ成り立たないわけでして…
ここに、「依存者とイネーブラー」という関係が成立するわけですね。
イネーブラー、というと難しそうですが、Enabler、つまりこの場合は相手の行為を許して、そのまま認めてしまういわば「支え手」です。
私は精神科医でもなんでもないので、自分が経験から魂で学んだことをシェアしています。
人から奪う、受け取ることしか考えていない人は、相手に何かを上げる、してあげることを知らないというか、学んだ来なかった人。
ナルシスト的な傾向も強い感じですよね。
一方、イネーブラーは、優しい人と見られることも多いんですが、実は自分が相手に何か捧げる、自分を犠牲にすることでしか自分の価値を見出せない、というとキツイんですが、自分には受け取る価値がない、と思っている場合が多い。
私は後者のイネーブラーだったわけです。
もちろん、ママ友関係の中にもこういう構図が出来上がることは多々ありますよね。
皆を顎で使う「ボスママ」みたいな人や、人の家に手ぶらで毎日来て、おやつを食べたり、子どもを無理やり置いて行ったり(笑)
その一方で、嫌々それに付き合う人がいる。
男女関係で言うなら、相手にいろいろ買わせたり、勝手放題したり、浮気しまくったりする人。必要な時だけ寄ってきて、それが満たされたらサッサと去ってしまう人。こういう人には罪悪感がないので始末が悪い。
一方で、「尽くす女」「アッシー(死語?笑)」など、一方的に捧げて、自分は精神的な満足感を受け取れず、傷つきながらも相手を放っておけない人。
私は後者でした…。(・_・;)
でも、これは依存者だけの責任ではありません。
それを許して、相手を増長させるイネーブラーのほうにも問題があります。
長くなるので、明日に続きます。