本日午後はオフ。


しばらくぶりに読書に時間を使いました。
(やるべきことは横目にみて見ぬふり笑)



読書のお供は、カフェオレと、
「niko and…DARS 4 YOU」のコラボチョコ。


鳥さんでふぉろわさんが教えてくださって即買いしたのがちょっと前。


まだ売ってるんですね。








ということで本題。



「田沼スポーツ包丁部!」読み終えました。




右上のがそれです。




去年師走に買って、
通勤の隙間時間でちょこちょこ読んでようやく読み終えました。



途中ENTA公演があってそっち関連の本を読んだり、
スケリグ観劇して原作を読んだり、
間にいろいろ挟んだのに、
しばらくして途中から読んでもストーリーを忘れてなくてスッとストーリーに戻れて楽しかった。










厨房男子は、末那高の本が3冊出ていますね。

「放課後の厨房男子」
「まかないめし編」
「進路編」



それも全部、「放課後の厨房男子」の公演期間中に読んでしまったので、
舞台が原作にとても忠実に作られていることに感激しました。




ただ、演出家さんがびっくりするくらい、
舞台は進化を遂げましたので、
結果、博品館劇場の当日券に並んだ人の数が、
記録を塗り替えることになったのでしたね。



あの事もふぉ〜ゆ〜担としてはとても嬉しいことでした。





そして、文庫本にふぉ〜ゆ〜の写真入りの帯がついたものが発売されると知って、
渋谷に寄った帰りに本屋さんに買いに走った。



厨房男子、シリーズ全部Kindle版で買ったので、
リアルに文庫本で持っているのはこの帯付きだけです。




進路編では、
勝山大地は末那高を卒業して大学生になっています。



それでも颯太先輩と一緒に喫茶店でウエイターのバイトをして、
その喫茶店の厨房では日向翔平先輩がバイトをしているので、
末那高を離れても、まだ包丁部のメンバーとの絡みがいっぱいあって、
私は勝手に福ちゃんとこっしーと辰巳さんを思い浮かべて読んでいたのです。





「田沼スポーツ」は、
勝山大地が大学を卒業して就職した会社でのストーリー。



さすがに、颯太先輩や翔平先輩は登場しない。


でも、舞台では現れなかった大地の同級生、金森くんはここでも登場し、いろんな場面で大地の助けをしてくれて、
末那高を思い出させてくれた。



金森くんのおかげで、
「現役高校生の末那高包丁部員」も登場することになり、
田沼スポーツにも貢献し、
金森くんの実家の金物屋・金森堂にもよい結果をもたらした。




このシリーズの好きなところは、
料理がとても美味しそうに描かれているところ。


使う食材についても詳しく書いているし、
醤油やお出汁についても、眼に浮かぶくらい詳しくて、
一応主婦としてそれなりに作っているご飯を省みるくらいだった。




野外飯のレシピも、
一般的なものを超えて、意外なアイディアもいっぱい。




大地の成長ストーリーとしての面もあって、
職場の上司や、他部署の社員との関係の中で、
金森くんのヘルプもあり、
うまく切り抜けていく姿、
そして一回り大きい人間になっていくところが頼もしかった。




総じて、
すごく面白かった!




欲を言えば、
翔平先輩や颯太先輩も、
社会人になってからの姿が見たかったな。


ほんのちょっとだけ、
就職先の情報として描写はあったけど。







そして、発行元のページなどを見て、
著者の説明のページがあった。






この一文。



著者の説明の中に、
ふぉ〜ゆ〜の舞台のことが書いてあるんですね。




これはとても嬉しいこと。





厨房男子、再演・続編希望します。