お友だちのお誘いを受けて、
行ってきました、「メタルマクベスdisc2」
初めてのIHIステージアラウンド東京。
銀河劇場に行くときに乗ったりんかい線。
もっと遠くまで乗って更に乗り換え。
駅からは何にも無い。
建物はとても立派で大きい。
でもこれ、数年後には取り壊すのですね。
そのためか、中の作りは、鉄筋コンクリートではなさそうな、階段も響くし座席も列ごとに一体化している感じ。
ブルーシアターを思い出した。
座席が回転するというとても珍しい構造なので、
まずそこに注目していた。
それと、演者さんですね。
新感線さんには詳しくないし、
なぜdisc1から3まで、キャストを変えて長期間公演を行なっているのか、その趣旨も全くわからない。
けど、disc2には、
宇宙sixの原嘉孝さんが出演されているのです。
誘ってくれた友人も私もそれを観たくて行ったもの。
記者発表ののベロ出しの写真はどっかで見たような気がするけど、
そもそも原くんのことは、
ザキさんがわざと間違えて名前を呼んでいじったエピソードをぴたラジで語っていたことくらいしか知らない。
うちのHDDに入っている、「お兄ちゃんガチャ」のときにPON!にゲスト出演したときに岸くんたちと踊ってる姿くらいしか知らない。
それでも、
キャストの中でも3番目に名前を書いてもらってるくらいの主要な役。
どんな役所なのか興味があった。
「マクベス」の話そのものは、
D☆Dの公演で今年5月に観た「Dramatic super dance theater Flamenco マクベス〜眠りを殺した男〜」で知っていた。
冒頭にメタルな3人の女性が、
「きれいは汚い
汚いはきれい」と言いながら踊っている場面を観たら、
類さんとTAKAちゃんが銀髪のカツラに魔女の衣装でそう言いながら高笑いをしていた場面を思い出した。
魔女の予言通りに領地の王になったマクベスは、
奥さんに焚きつけられて、家を訪問している王を殺害。
それを親友のバンクオーが悟ってしまい、バンクオーも殺害。
しかし、
人を殺めたことで奥さんは精神に異常をきたし、自分の手が血で汚れていくら洗っても落ちないと言い続け、
最後には自殺。
マクベスも、不眠症になり眠れない日々を、
最後は殺されて、ようやく眠りを手に入れる。
というのが、
ざっくりしたもともとの話。
(合ってるかな)
「きれいは汚い、汚いはきれい」のセリフもだけど、
眠りを殺した、という言葉や、
時々登場する「伝令」(これは小寺さんの役だったなー)、
バンクオーという名前で晧平さんを連想するなど、
ところどころでフラメンコマクベスを思い出して、
D☆Dを懐かしく思うことがあった。
原作はシェイクスピア、訳も松岡和子さんのものを基にしているらしい。
けど、クドカン宮藤官九郎さんの手に掛かると元々の印象とは全く違う味付けになるのだね。
シェイクスピアのマクベスのストーリーの上に、
メタルバンドのストーリーが乗っかった二重構造になっている。
マクベスの親友バンクオーは岡本健一さん。
ギター弾けるのね(あんま知らない)。
ギターを演奏する場面が結構あったので、
本当に弾けるのだとわかりました。
劇中の曲も、全部ヘビメタ。
普段あんま聴かないジャンルの音楽なので、
ずっと聴いているのはちょっとしんどかったな。
ただ、ヘドバン。
これ、類TAKAライブでちゃんと私もやりましたから。
乗りたい気持ちはわかる。
D☆Dを知ってから広がった世界が、
こんなところに経験値として生きてくるなんて不思議だ。
やっぱり長くなりそう。
とりあえず時間切れなのでここまででアップします。