DIAMOND☆DOGS関連の記事、今回もここで需要はないと思いつつ、
自分の備忘録として思いつくままつらつらと書いておきます。











DIAMOND☆DOGS 15TH ANNIVERSARY SERIES

LOVE LOVE de SHOW Vol.5 「White Labyrinth」


行ってきました。





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公演は1月17日から21日までのわずか5日間。


凝縮された公演期間なので、
自分のスケジュールと照らし合わせても、ジャニの舞台のように融通が効かない。


それでも、活動休止までの期間はでき得る限り観ておきたいと思う一心でチケットとりました。


結局、後から追加したチケも合わせ、3公演を観劇しました。




初日公演は、1階下手ブロックの前方の端。いわゆる見切れ席。
2回目は1階センターブロックの後方。
千穐楽は2階席センターブロックの最後列。最後列と言っても3列しかないから視界良好。


意図せずして、だんだん見やすいお席になっていった。




銀河劇場の客席の構造が、帝劇やクリエ、博品館よりも、お席によっての見え方の差異が大きくて。

逆に、2階席、3階席は列が少ないからむしろ上からのアングルが観たいと思う。


冒頭の光の演出のところも、初日のお席だと真横に近い目線で、本当は隠してるであろうところも見えちゃって。
センターブロック(正面)からの見え方が多分正解なんだと思うし、
作り手が意図していることを一番理解できるのはセンブロのお席だと思った。







このシリーズは、私にとって初めて観るのに既にVol.5だという、しかもこれが完結編だという触れ込み。



予習的なことせずに行こうかと思ったけど、初めて観るときに理解仕切れないのももったいないので過去公演をちょっとだけ下調べ。

更には、直前の「犬ドキッ!」(ネット放送番組)の特集で「中原中也」というキーワードが出てきて急遽お勉強。

あんま知らない詩人だから、これはネットのお世話になった。





オープニングの一番最初のナレーションは東山りだらしい。

その次の「生い立ちの歌」の詩からは、類さんとTAKAちゃんの暗誦。


SWANで観て知ったポジションです。
ボーカリストがダンスショーで担うのはこういうポジなのですね。



中原中也なんて、
「汚れちまった悲しみに」くらいしか思い浮かばない。


けど初日の公演で
「ゆあーん ゆよーん」とか
「トタンがセンベイ食べて 春の日の夕暮れは穏やかです」
「ポッカリ月が出ましたら、舟を浮かべて出掛けましょう」
とか、聞き覚えのあったフレーズをいくつか覚えて帰ってきて次の観劇までにおさらい。


櫂とか案山子とか、耳から入ったワードも覚えて帰ってきておさらい。



それでも私には中原中也はとても抽象的で、
ダンスの表現となかなか結びつかなかった。



D☆Dの公演は、ノンバーバルなものが多いらしく、
今回もボーカルの人の詩の暗誦くらいしか言葉は無し。


だから人によって解釈も様々。



私も自分なりの解釈で楽しめばいいやと開き直る。





舞台のセットは、
2階建構造になっていて、
上段には和太鼓のドラムセットが。

こんなの初めて見たけど、このLOVE LOVE de SHOWではどうやら恒例らしい。

Blastのときを思い出してオペラグラスでガン見。

バスドラムに相当するものは無くて、深樽の大太鼓が2台と、浅い樽が2台。

浅いのはタムに当たるものかな。

そして小さいシンバルが2台。

これでドラムセットみたいな音が出るのかとしげしげと眺めた。



他に、下手にはアンプをつけたエレキ三味線。
初日は私のお席の目の前だったから、それこそガン見してた。



上手にジャズフルートみたいな音をだす尺八。


皆さんエキスパートらしい。


そしてこの和のサウンドがこのシリーズ恒例だとか。



私にとってはこのサウンドは、
滝沢歌舞伎を連想してしまう。








1幕で類さんがTAKAちゃんと歌う歌はタイトルなんだろう。聴いたことあるよ(終演後、尺八奏者の方がタイトルごとツイートしてくれて、やっとふぉろわさんが言ってた言葉の意味も理解したという←遅い)。







舞台のセットは、白いキューブが8個のみ。

それを運んだり乗ったり組み立てたり。

白いキューブを運ぶのも、
角度によって見え方が全く違う。
正面のお席ではちゃんとわかった。
初日のお席では、ほんと真横に近い角度だったので、
きっと正面からはこう見えるんだろうなと思って見てた。




この抽象的なセット、
なんとなくだけど、昨年の夏に観た「ベターハーフ」を連想。


あれも四角いキューブを組み合わせていて、
テーブルと椅子になったり車になったり。


でもこちらはその具体的な何かは無くて、ひたすら抽象的だ。








D☆Dについては、初めて観たその日に類さんにズドーンと落ちてしまったので、
それ以来ダンサーさんは横目で見てる感じです。


でも、そもそも公演を観たいと思ったのはダンサーさんの公演がきっかけだったので、
やっぱり私はダンス好き。

この公演ではD☆Dのメンバー以外にも出演者がいまして。



植木豪さんもそうだけど、大山真志さんも法月康平さんも、ダニエルさんも、
ダンスはめっちゃくちゃうまい。
そして歌もかなりうまい。

ダンスも歌も、D☆Dを食ってしまいそうなレベル。


D☆Dはその点、特化しすぎていろいろチャレンジできないのかな。

活動休止の時期にこそ、
己の才能を伸ばすように頑張って、世間に名前を売ってほしい。

(新規者勝手にほざいてます。)






大山真志さん、遠目には何度見ても内博貴さんに見えて仕方がなかった。毎回毎回、「あ、内くん」と勝手に思ってた。(←誰にも言ってないし言ってもきっと伝わらない。)





法月康平さんは、この公演の前に「サロメ」で共演してまして、
そのときはエロディアというエロド王の妻役、女装だったのでした。

あのときは全部が女性に見えてたのに、ここではちゃんと男性の俳優さんに戻ってる不思議。



植木豪さんという方は、
この公演で初めて名前を認識した方です。ストリートダンスをされる方で、
力強いダンスを披露していました。



ダニエルさんはバレエダンサーなのすね。ジャンプ力がものすごくて、もちろんターンもすごかったし、
目を奪われた。



この方々を観てるとD☆Dが霞んでしまう。

それくらいすごい実力の方々でした。






まだまだ書きたい。

とりあえず、一旦アップ。