本日私的初日。
「ぼくのともだち」観劇でした。




(のっけから余談ですがこのタイトルですけど、
ぼく、ともだち、どこを漢字にするのかひらがな表記にするのか、結構うろ覚えなので迷います。具体的に表記するときは漢字、抽象的なときはひらがな、だったような。英語のaとtheの違いみたいなもんですかね。)





というわけで、観劇してきました、今日の夜公演。




仕事早退では間に合わなくなるかもしれないと、
休みを取って、家からまっすぐ渋谷に向かいました。



去年の屋良さん舞台 I Love a PIANO、夏のBlast、
年末のD☆Dのファンミーティング、
と、新宿に比べて苦手意識が強い渋谷ですが、結構来てます。



でも今も苦手意識は強い街。





おひとりさま多目な私ですが、今日は初演のTHE CIRCUS!の時からのお友だちと待ち合わせでした。




渋谷に向かう電車の中で「今日は青山」と呟いたら、
D☆D友さんの1人が同じ観劇だとリプをもらいました。

世間は狭いものです。



そして客席に入ったら、「23階の笑い」の時からのお友だちが来ていてびっくり。



お友だちは皆、今日が初見だそうでした。




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客席に入ると、
そのおしゃれな舞台セットにうっとり。


田中健さんのブログにありましたけど、
避暑地なんだそうですね。


屋良さん舞台のときは、
ピアノがどーんと中央に置いてあって、重厚な「古き良きアメリカ」っていう感じだったのが、
全く違う雰囲気に、
そして客席までもがおしゃれな感じに、
嬉しくなりました。








そして開演。




ネタバレは…するかな。



でもしたくない。



したら勿体ない(ナニソレ)。








私が感じたことだけにします。




序盤。



バカンスの地で優雅に過ごす夫婦。

トニーは何者なのか謎で、
フランキーとの会話が終始噛み合わない。



優雅に脇で佇むシャロン。



そもそもの3人芝居というところから、
愛之助さんと、A.B.C-Zの橋本良亮、高岡早紀さんの
「DEATHTRAP」を連想してたけど、
舞台上の雰囲気も似た印象。



トニーとフランキーの、探り合いのような会話が続く。



ここでは結構じれったくて密かに悶えていた。

早く事態が展開しないかなーと思いながら。





シャロン役の香寿たつきさん、
というか、たーたんさん、
というか、GACHIでの由紀恵さん、
トニーたちの緊迫感溢れる会話のやり取りを、
ちょっと緩和してくれる存在で、シャロンが喋るとホッとする。




場面の展開は、
椅子やテーブルを移動させるくらい。



照明や音響さんが、
室内なのか野外なのかを表してくれる。





中盤はちょっと笑いを誘うことが多かった。


客席を巻き込んだ演出もあって、
23階の笑いを思い出したり。





次に、セット転換があって、
それも演者さん自ら椅子を運んだりするのね。


GACHIもそうだったけど、
大森ヒロシさんとこの舞台は毎回ほぼそうだったので、
私的には何も違和感はなかったな。




たーたんさん演じるシャロンが、
存在感を発揮してくるのはこの辺りから。


でもそれを受けてるトニーの辰巳さんもすごく熱を帯びてきて、私はこの2人のやり取りだけで少し泣けました。





鈍い私はこの辺でようやくトニーが何者なのかを理解しました(もうちょっと前から分かるはずなのです)。





シャロンは終始、お茶目で、
フランキーがトニーに対して威圧的で凄みを聞かせているので、
その抑止力というか、シャロンには逆らえないパパというか。



じゃんけんのグーチョキパーのような3人の関係性が面白くなってくるのです。






フランキーは、
最初から最後まで、
セリフはカミカミでした。


そして、セリフの順序間違いかな?と思われる場面もかなりありました。


さらには、
セリフを忘れてごまかしてる?と思うところもいっぱいありました。


まあそれも、
キャリアがカバーしてくれている面もあると思います。


大森さんとこでもそういう有名な演者さんを何人も見たことがありました。


ごまかしもキャリアのうちかな?なんて思って見てました(私何様?)








ある場面でフランキーが「トニー!!!」と大声を出すシーンがあって、
すごーく似ているのがあったなーと連想しました。


THE CIRCUS!でCONVOYSHOWの石坂勇さん演じるボリスが、植原卓也さん演じるSWANを威嚇するシーンの「スワーン!!!」と言った言い方によく似てたのでした。


あのときは、ただ声が大きいだけでものすごく浮いて聴こえて、え?何?と思ったのですが、
こちらも同じような違和感を感じて。

だからこその連想だったのです。



もう1回観劇する予定があるのですが、そのときはどう感じるか、楽しみです。





その後再びセット転換があります。


それも演者さん自らが運んでます。





それから、思わぬ方向に話が転じていく。



フランキーとトニーの丁々発止のやり取りは緊迫感が増して凄みが出てくる。







ラストシーンでは涙が止まらなかった。



頭の中では、
「辰巳雄大、すげえ」
っていう言葉がぐるぐると連呼していた。



「ジャニーズ歴20年で初主演」



「今までの道のりは遠回りではなく必然だった」



という、この舞台で言ったという言葉と、
同時にGACHIで言ってた言葉が頭の中で呼応し合ってた。




そして

「誰か、辰巳雄大を見つけて!!!」



と切に思った。




そして、

「辰巳雄大がふぉ〜ゆ〜の1人であることが誇らしい」





とも思った。






「辰巳雄大、ここにあり」








誰も立たなかったけど、
スタンディングオベーションをしたかった。






2018年の私的ベストじゃないかと思った。






もう1回観劇できるのが本当に嬉しいです。





当日券もあるそうですので、
もうね、
興味ある方は必見です。